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医療  CARE&CUREの情報満載!今話題の動物病院や動物高度救急センターまで♪読者の質問にも答えます!


2017年7-8月号 ペット医療最前線「往診獣医の活用術Vol.09」

2017年7-8月号


2017年7-8月号



2017年3-4月号 ペット医療最前線「往診獣医の活用術Vol.08」

2017年3-4月号

2017年3-4月号


2017年1-2月号 ペット医療最前線「往診獣医の活用術Vol.07」


2017年1-2月号

2017年1-2月号


2016年11-12月号 ペット医療最前線「往診獣医の活用術Vol.06」

2016年11-12月号

2016年11-12月号


2016年9-10月号 ペット医療最前線「往診獣医の活用術Vol.05」

2016年9-10月号

2016年9-10月号


2016年7-8月号 ペット医療最前線「往診獣医の活用術Vol.04」

2016年7-8月号

2016年7-8月号


2016年5-6月号 ペット医療最前線「往診獣医の活用術Vol.03」

2016年5-6月号

2016年5-6月号


2016年3-4月号 ペット医療最前線「往診獣医の活用術Vol.02」

2016年3-4月号

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2016年1-2月号 ペット医療最前線「往診獣医の活用術Vol.01」

2016年1-2月号

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2014年1-2月号 ペット医療最前線「どうぶつ森の総合病院」

2014年1-2月号

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2013年9-10月号 ペット医療最前線 Part-3
2013_9-10
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2013年7-8月号 ペット医療最前線 Part-2
2013年7-8月号
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2013年5-6月号 ペット医療最前線 Part-1
2013年5-6月号
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2013年7-8月号 医療 PeikuCare

2013年7-8月号




2013年5-6月号 医療 PeikuCare

2013年5-6月号
2013年5-6月号


2013年3-4月号 医療 PeikuCare

2013年3-4月号医療
2013年医療


2013年1-2月号 医療 PeikuCare

2013年1-2月号
2013年1-2月号



2012年11-12月号 医療 PeikuCare

2012年11-12月号
2012年11-12月号



「2012年9-10月号 PeikuCare」

2012.PeikuMagazine9-10月号 7月度ランキング上位 【千里どうぶつ病院 院長 湯貫 敏】

 【テーマ】

毛&スキンケア

 

Q1:毛・スキンケア(9・10月号)Q1:毛や皮膚って人間同様紫外線とかなにか影響あるのでしょうか?

A1:強い紫外線により皮膚疾患がおこることはあります。皮膚炎が起きて皮膚が赤くなったり、かさぶたができたり、中には皮膚がんができてしまうこともあります。犬、猫の場合、被毛の少ない耳先や鼻は、紫外線の影響を受けやすい部分です。また、白い被毛の犬、猫の方が影響を受けやすいと言われています。紫外線の強い時期に、長時間日光に当たる場合は注意した方が良いでしょう。

 

Q2:シャンプーのしすぎで脂分が失ってしまうと聞きます。普通に室内で暮らしてれば月に何回くらいが適度なのでしょうか?またシャンプーする際に毛とスキンケアで注意する点はなんでしょうか?ラバーブラシで洗ってあげると血行が良くなって健康な皮膚になると聞きましたが・・・。

A2:通常の皮膚のコンディションであれば、シャンプーは月に1回程度で十分です。
シャンプーの際に、水温やドライヤーの温度を高めにしてしまうと、皮膚が乾燥したり、痒みの原因になることがありますので、水温、ドライヤーの風は低めの温度で設定した方が良いでしょう。ブラッシングによるマッサージは皮膚の血流促進に良いとされています。ラバーブラシ、ピンブラシ、獣毛ブラシなど皮膚を傷つけないブラシを使用してください。

 

Q3:うちの子シャンプーを嫌がるのです・・・おちびの時に無理やり洗ったのがトラウマになったのか・・・嫌がらない方法を伝授していただけませんか?

A3:シャンプーの際は、いきなり顔や体をぬらさずに、足もとから徐々にぬらすと良いでしょう。シャワーの音と水圧に驚いてしまうワンちゃんには、シャワーヘッドの部分をスポンジで覆ったり、シャワーヘッドを外して使用することで恐怖心を和らげることができます。いずれにしても優しく声をかけたり、ご褒美を与えながら時間をかけて慣れさせていく事が大切です。また柴犬など、もともと水が苦手な犬種もいます。シャンプーがわんちゃんや飼い主様にとって大きなストレスになる場合は、無理をせずに、蒸しタオルで拭くなどの対処をおすすめします。

 

Q4:換毛期は被毛の冬毛の準備と聞きましたが、うちは都内のマンション暮らしです。うちの子(M・ダックス♂5歳)にも換毛期はあるのかしら?その場合飼い主として気をつけることはなんでしょうか?

A4:わんちゃん、猫ちゃんは、被毛を変化させることで暑さ、寒さを調整しています。毎年春になると冬毛がごっそり抜け、風通しの良い夏毛になります。そして秋になると夏毛が抜け、冬用のふかふかの毛が生えてきます。ただ、近年の室内飼育されている動物は、照明や冷暖房装置のために、サイクルが乱れてしまい、一年中毛が少しずつ生え変わっているということは少なくありません。
抜け毛が多くても、皮膚に脱毛部分が無ければ正常な範囲の抜け毛ですが、毛の無い部分が出てくるようなら皮膚病の可能性があります。動物病院に相談していただくことをおすすめします。

 

Q5:日本の冬は乾燥し、絨毯など化繊が多く静電気など体に影響するのでしょうか?私が冬になると帯電して静電気がひどいので・・・なるべく保湿クリームを塗っているのですが、この子たちを抱いてあげても影響ないのかと思いまして。この子たちも乾燥肌にならないか心配で。

A5:静電気が健康に影響することはありませんが、静電気でバチっとするのは動物にとっても不快であると予想されます。静電気は、壁(壁紙、木製の壁)や床(木製、石製)などに触れることで、痛みをともなわずに放電することができます。人間の体にたまった静電気を放電してから動物にさわると良いでしょう。動物自身の静電気は、保湿性の高いシャンプーやリンス剤を使用したり、静電気防止のグルーミングスプレーの使用、なでる前に蒸しタオルで拭く、洋服に静電気防止の仕上げ剤を使用することなどが対策として考えられます。

 

Q6:先生の自由問答
スキンケアは、皮膚の状態にあわせて変化させていく必要があります。たとえばもともと皮膚の脂が多く、べたつきやすい場合は皮脂を効率的に除去できるシャンプーを使用したり、感染症により皮膚にトラブルがある場合は、抗菌作用のあるシャンプーを使用するなど、シャンプーの内容や、お手入れの頻度なども変わってきます。日頃のお手入れの疑問や、皮膚のトラブルなど心配なことがある場合は、動物病院に相談していただくと良いでしょう。


執筆者:千里どうぶつ病院 獣医師 菅野恵美、湯貫 敏

 

 

2012.PeikuMagazine9-10月号 8月度ランキング上位 【小野寺動物病院 院長 小野寺 史也】

 【テーマ】

毛&スキンケア

 

Q1:毛や皮膚って人間同様紫外線の影響はあるのでしょうか?

A1:影響はあります。太陽から発せられた紫外線にはいくつかの種類があるのですが、問題は皮膚のタンパク質やDNAを変性させてしまうことです。一般に毛に覆われている犬の場合は毛が防護してくれるので紫外線が問題になることは多くありません。しかし、サマーカットしている子やもともと毛が短い犬種の場合シミなどが増加する傾向にあると思われます。また、路面からの照り返しによって被毛の薄い腹部が焼けたり、もともと毛の薄い耳介部に起きる紫外線暴露症状などもあります。過度の暴露は避けた方が良いと思われます。

 

Q2:シャンプーのしすぎで脂分が失ってしまうと聞きます。普通に室内で暮らしてれば月に何回くらいが適度なのでしょうか?またシャンプーする際に毛とスキンケアで注意する点はなんでしょうか?ラバーブラシで洗ってあげると血行が良くなって健康な皮膚になると聞きましたが・・・。

A2:脂肪酸やワックス類の量を判断基準とした場合、室内犬では3~4日に1回の洗浄が適当とされています(皮脂の量を常に少ない状態で維持したい場合)。
しかし、動物をシャンプーする事は飼主の方にとっても時間的・身体的な負担となる場合も多く、また皮脂はそれ自体で皮膚表面の防御機構を担っている側面もあります。頻度としては2週間に1回を基本として、動物の皮脂の分泌量によって回数を増減するのが適当ではないかと思います。
 毛とスキンケアについては、シャンプーの前に5~10分くらいお湯を当ててからシャンプーすることで洗浄効率が上がると共に、消毒剤配合シャンプーの薬効も上がります。
一般に被毛の光沢を優先したシャンプーの場合、皮膚へのケアが優先されない傾向にあると思われますのでシャンプーは洗浄力を、コンディショナーやリンスは被毛の状態を改善するものを用いると良いと思います。
 ラバーブラシによるブラッシングは死毛(抜けたが落ちていない毛)の除去に非常に有効であり、血行促進の効果も予想されますのでお勧めしています。ただし、過剰に押し付けたブラッシングは健常毛も抜去してしまいますのであくまで軽く行い、健常毛のケアにはコーム(目の荒い鋼製クシ)やスリッカー(目の細かい軟鋼製ブラシ状のクシ)を用いた方が適していると思います。

 

Q3:うちの子シャンプーを嫌がるのです・・・おちびの時に無理やり洗ったのがトラウマになったのか・・・嫌がらない方法を伝授していただけませんか?

A3:例えばあなたが普段は入らない見知らぬ部屋に閉じ込められ、目の前で見知らぬ物体からお湯が勢い良く噴き出し、そのお湯を体に浴びせられたならばビックリしませんか?逃げたくなりませんか?同じ事は動物にも言えます。未知のものは怖いのです。
多くの犬の場合シャワーの出る音を好みません。犬の可聴域(聞こえる音の範囲)は人よりも広い上、聴力も優れているので驚きも人よりも大きなものです。大切なのはシャンプーもスキンシップの延長にあるということです。ブラッシングをさせてくれる子の場合であればまずはお湯に浸したタオル・バケツに汲んだお湯・最終的にシャワー…という順で慣らしていけばよいと思います。また、コミュニケーション不足の場合はブラッシングも嫌がる場合が多いですから遊ぶ時間、信頼関係を構築する時間を持つことを心がけることからはじめるべきだと思います。
それでもどうしても慣れてくれない場合には十分なブラッシングの後に体をコンディショナー入りのお湯で拭いてあげたらいかがでしょうか?皮膚に汚れが固着していない場合であれば匂いなどは気にならなくなると思います。

 

Q4:換毛期は被毛の冬毛の準備と聞きましたが、うちは都内のマンション暮らしです。うちの子(M・ダックス♂5歳)にも換毛期はあるのかしら?その場合飼い主として気をつけることはなんでしょうか?

A4:結論から言うとミニチュアダックスフントの場合、ほぼすべての個体はシングルコートであるので明確な換毛期はありません。しかし死毛脱落(抜け毛)は定期的にありますし、季節により増減がある印象を受けています。
シングルコートとは下毛と上毛の差があまりなく、下毛が発達している犬種のことで換毛が目立ちません。犬種としてはスムースのミニチュアダックスフンド、グレーハウンド、グレートデーン、ボクサー、プードル、パピヨン、ヨークシャー・テリア、マルチーズ、チワワなどです。
一方ダブルコートとは下毛と上毛が二重になっており、体温保持のために冬に生えるようになっている犬種のことです。秋に生え始め春に抜けるため春と秋が換毛期ということになります。寒冷地で品種改良された犬種に見られるのが特徴で、犬種としてはラブラドール・レトリーバー、ゴールデン・レトリーバー、コーギー、ポメラニアン、スピッツ、ボードー・コリー、ミニチュア・シュナウザー、シベリアン・ハスキー、柴犬、秋田犬などが挙げられます。
いずれの犬種であっても適当な頻度、強度のブラッシングを心がけてあげて下さい。

Q5:日本の冬は乾燥し、絨毯など化繊が多く静電気など体に影響するのでしょうか?私が冬になると帯電して静電気がひどいので・・・なるべく保湿クリームを塗っているのですが、この子たちを抱いてあげても影響ないのかと思いまして。この子たちも乾燥肌にならないか心配で。

A5:犬の被毛は全身に生えていますので静電気の帯電も人よりも大きいです。特に長毛種の場合には毛同士の擦れ合いによって何もしていなくても帯電しますし、毛布がアクリルの場合にはなおさらです。
いわゆる合成シャンプーは(-)の電位を帯びたまま毛に残ります。このまま抱いて人の衣類と擦れたり服を着させたりすると静電気が発生しやすい環境を作っていることになります。
 対策としては①室内の湿度を25%以上にする。②保湿クリームを水で伸ばして被毛に塗布する。③洋服をきせている場合は合成繊維ではなくウールやコットンなどの天然素材のものを選ぶ。(吸湿性が高く、静電気が発生しにくい)④保湿スプレーを全身に噴霧する(保湿スプレー以外でもベビーオイル、リンスでも効果が得られます。)
蛇足ですが100~200倍希釈リンスはお部屋の掃除の時にも用いると静電気で埃が吸着されずに便利です。
 犬の乾燥肌は脱落表皮(フケ)として見られます。皮膚の正常なサイクル(ターンオーバー)が不十分な場合落ち残った表皮細胞の塊が目立つようになり、これがフケとして確認されます。表皮表面が毛羽立っていない、フケが目立たない場合には乾燥肌は心配しなくても良いと思います。


Q6:先生の自由問答
動物の皮膚は初期バリア機構として被毛を持っており、そのため人間の頭皮以外の皮膚よりもセラミド層が薄く、強い刺激にさらされていると過敏反応を起こしやすい側面を持っています。同様の理由によりヘアレスドッグなどは毛のない状態に慣れていますので問題ありません。
多くの純血種の場合日本において交雑・固定がなされたものではないため日本の高温多湿な夏に対応できずに皮膚疾患として来院される場合が多いような印象を受けます。
 節電・エコと囁かれている現状ですがそれらを動物にまで押し付けると熱中症や重度の皮膚疾患のような取り返しの付かない事態を引き起こす場合があります。
 多くの場合動物を家族にしたのは飼主の方の意志によるものですのでどうか快適な環境づくりを心がけ、病院に来る必要のない衛生状態での生活を心がけてあげて欲しいと思います。病院に来るのは健康診断の時だけ…という動物医療環境が来ると良いと考えています。
 飼主の方が出来る範囲の中で至適な生活環境を作ってあげるようお願いいたします。

 

 

 

 

 

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2012.PeikuMagazine7-8月号 5月度ランキング上位 【ゆう動物病院 院長 森本 真一郎】

 【テーマ】

熱中症対策(サマーケア)について


Q1:犬はどうやって体温調節しているの?暑さには強いの?
A1: 稀に病気としての多汗症もありますが、基本的に人間の様に汗がかけませんので(足の裏にはかけます)日陰など快適な場所に移動する事や、呼吸による空気の入れ換えで体温調節をしています。人と同じ様に汗がかけないのに多くのワンちゃんに毛がたくさん生えている事もあり、根本的に暑いのは苦手だと思って下さい。

 

Q2:飼い主さんは幼少のうちからどんな点に気をつければいいの?
A2: 幼少期だと上記の体温調節能力が全体に発達途上ですので、より目を配って意識してあげる必要があります。具体的には「涼しく空気の流れの良い場所をこちらで用意してあげる」「運動は適切な状況で様子を見て休暇を取りながら」と言う事になります。ただし熱中症が怖いからと部屋を冷やし過ぎれば必要以上に体温を奪ったりして別の病気を作ってしまう事にもなりますので、気をつけましょう。

こういった環境や行動をコントロールし易くする為に「ハウスでじっと待てる」「散歩中に制御できる」と言う躾(しつけ)をきちんとしてあげる事も大切ですね。

Q3:サマーケアの室内対策を教えてください。
A3: 建物等にもよりますが、猛暑には節約しないでしっかりエアコンをかけましょう(特にQ6の暑さに弱いワンちゃん)。私達が風通しや扇風機で涼しくなるのは汗をかける人間だからと言う事を忘れてはいけません。室温を適切に下げるのにプラスして空気の流れを作り換気をしましょう。冷え冷えマットの様なものは基本的には補助的に使って下さい。更に室内であっても日当たりに気を配りましょう。熱中症にならなくても直射日光は多く当たると腫瘍を始めとする皮膚病の原因にもなります。
 その上で新鮮なお水をたっぷり用意しましょう。できたら2箇所にすると安心です。

Q4:サマーケアのお散歩対策を教えてください。
A4: まず散歩時間は早朝と日が暮れてからにしましょう。暑さもありますし、日光の対策もあります。適切な時間帯であってもアスファルトなどは相当な高温になる事がありますので必ず自分の手で触れて温度を確認して下さい。大丈夫そうでも長く歩くと火傷などの問題になる事もありますので、極力ならアスファルトは避けるのが無難です。更に散歩コースは日陰を選んであげましょう。
 散歩中はワンちゃんの様子をこまめに見てあげましょう。持病がある子や幼少・老齢の子はより一層注意をしてあげて下さい。散歩中でもお水を飲める用意はしっかりしましょう。今は散歩中に使える色々な便利グッズもありますよ。

Q5:サマーケア老犬対策を教えてください。
A5: 老犬も幼少の子と同じで体温調節の能力が低いと思って、より積極的に上記のケアをしてあげましょう。また年が経つと病気になっている事があります。皮膚は大丈夫でしょうか?毎年暑くなると酷くなっていませんか?疲れ易いでしょうか?老齢で無く心臓や腎臓に病気があるかも知れません。
若い時と同じと考えて昔からだから・・・と同じパターンの夏を迎えない様に気をつけましょう。また年だからと済ませないで病気が無いかを動物病院でたまに健康診断して貰いましょう。老化は防げませんが、老化と病気のケアはできますよ!

 

Q6:暑さに弱い犬種などはあるのか?
A6:いわゆる短頭種と呼ばれる犬種が独特の体型から分かり易いですが、呼吸による体温調節が苦手で暑さに弱いと言えます。パグ・ブルドック・フレンチブルそしてシーズー等も要注意です。日陰の車内や普通の散歩中に熱中症になる場合がありますので、様子を見つつ休憩をマメに取り、涼しくしながらお水をあげましょう。

 

【先生自由回答】
暑い季節には「暑さ」だけが気になりますが、上記の様に直射日光そのものも皮膚に悪影響を及ぼす事があります。また暑い季節は虫が活発に活動します。心臓に住み着いて死亡させるフィラリアの予防はしっかり行っているでしょうか?またノミやダニの予防は完璧ですか?色々と気をつけないといけない事はありますが、楽しい夏をワンちゃんと楽しく過ごして下さいね!

 

2012.PeikuMagazine7-8月号 6月度ランキング上位 【パルム動物クリニック 院長 黒澤 拓也】

【テーマ】

熱中症対策(サマーケア)について

Q1:犬はどうやって体温調節しているの?暑さには強いの?
A1:人は体温が上がると、汗をかきます。その汗が乾く(蒸発する)時に熱もいっしょに逃げていくため、体温を下げることができます。ですが、わんちゃんは足の裏(肉球)にしかほとんど汗腺が無いため、全身に汗をかくことができません。
 ではどうやって体温調節をしているかと言うと、わんちゃんは体温が上がると、舌を出してハアハアと激しく呼吸すること(パンティングといいます)で、呼気中の水分を蒸発させて体温を下げます。また、鼻も体温調節に重要なラジエターの機能を持っています。鼻粘膜には毛細血管が発達しており、呼吸をする時に血液が冷やされることで体温が調整されます。
 しかし、汗をかくことに比べて効率が悪いため体温が下がりにくく、また、全身が毛でおおわれていることから熱がこもりやすいので、暑さには弱いのです。

 

Q2:飼い主さんは幼少のうちからどんな点に気をつければいいの?
A2:子犬は体温調節機能が未熟なので、成犬よりさらに熱中症になりやすいと言えます。また、子犬は興奮しやすく体温が上がりやすいので、遊びの途中でこまめに水分補給をするなど、暑さ対策に気をつけましょう。

 

Q3:サマーケアの室内対策を教えて下さい。
A3:夏場は暑さだけでなく、湿度にも気をつける必要があります。湿度が高いと、気温がそれほど高くなくても熱中症になることがあります。それほど暑くないからといって部屋を閉め切っていたりするのは良くありません。窓やドアを開けて風通しを良くしたり、エアコンなどで空調管理をしっかり行いましょう。1つ注意が必要なのは、ケージやサークルの設置場所です。エアコンが直接当たる所では体温が下がりすぎて体調を崩すことがありますので、そういう場所は避けるようにしましょう。

 

Q4:サマーケアお散歩対策を教えて下さい。
A4:散歩は早朝か温度の下がった夕方に行い、なるべく夏場は日陰のあるところを歩くようにしましょう。ワンちゃんは人間よりも地面に近いところを歩いているので熱の影響を受けやすく、人間が感じているよりずっと暑い思いをして歩いていることも多いです。実際に地面を触ってみて熱ければ、肉球を火傷してしまうこともあるので散歩は避けるようにしましょう。外出する時は、必ず飲み水を用意して、こまめに水分補給を行い脱水症状をおこさないように気をつけましょう。

 

Q5:サマーケア老犬対策
A5:年をとってくると体温調節機能が正常に働きにくくなりますし、体力や抵抗力も低下します。また、心疾患などの持病をもっているワンちゃんには夏場の温度・湿度はかなりの負担になるので注意が必要です。適度に涼しい室内で過ごさせてあげるように心がけましょう。

 

Q6:暑さに弱い犬種などはあるのか
A6:まず鼻の短い犬種(パグ・ブルドック・シーズー・ペキニーズなど)が挙げられます。この犬種は鼻の穴が小さく、気道自体が狭いことが多く、空気交換の効率が低下し、熱中症に陥りやすい傾向にあります。また長毛種や大型犬、原産国が寒い地方の犬(シベリアン・ハスキー、アラスカン・マラミュート)なども暑さに弱いといえます。

 

【先生自由問答】
Q.熱中症が疑われた時の自宅でできる応急処置は?
A.すぐに涼しい場所に移動して体を水でぬらしたり、濡れタオルをかけてやるなどして扇風機で送風を行いましょう。また熱中症は命にかかわる重篤な症状です。できるだけ速やかに動物病院に相談しましょう。
 

 

 

 


 

2012.PeikuMagazine5-6月号 3月度ランキング上位 【勝間動物病院 院長 勝間 健介】

【テーマ】
お散歩 パウケア
Q1:パウ(肉球)について基礎的な知識を教えてください?
A1: パウ(肉球)は、主に肉食目の足裏にみられる無毛の盛り上がった部分です。外側は厚い角質に覆われていて、歩行時の衝撃などから足の裏を保護したり滑り止めの役割があります。また、この部分には汗腺が存在するので診察室で緊張した犬や猫は、肉球の足跡がつきます。

 

Q2:飼い主さんは幼少のうちからどんな点に気をつければいいの?
A2: 基本的には皮膚と同じようなケアでいいと思います。散歩のあとには軽く洗ったり、拭いてあげる程度で十分です。ただし、幼少期の肉球は軟らかいので、過度な散歩や尖ったものなどは踏まないように気を付けてください。個人的には、足先や足裏を触られ慣れていない犬や猫が多いように感じますので、幼少の時期に肉球もよく触ってあげてほしいですね。どこを触られても全く緊張しないほうが、病院でのストレスも少なく診察ができます。

Q3:パウケアの夏場対策を教えてください。
A3: 夏場の地面(アスファルト)は、かなりの高温になります。散歩はできるだけ早朝か午後に涼しくなってから行うようにしましょう。人よりもかなり低い位置を歩くことになりますので、犬が体感する温度が異なります。地面が熱くないかどうか実際に触ってみるのもいいでしょう。暑さに弱い犬種では、夕方でも熱中症になる危険性がありますので、十分注意してあげましょう。

 

Q4:パウケアの冬場対策を教えてください。
A4: 空気が乾燥する季節ですので、皮膚や肉球も乾燥対策が必要になる場合があります。肉球がひび割れしてしまうことがありますので、保湿系のクリームを塗ってあげたりするといいかもしれませんね。肉球にクリームなどを塗ると気にして舐める犬もいますので、浸透するまで気をまぎらわすか、エリザベスカラーを付けるなどの対策をしましょう。

Q5:老犬パウケアを教えてください。
A5:老犬の肉球でとくになにか病気が多いということはありませんが、ひび割れをしていないか、できものができていないかなど定期的にチェックをしてあげるようにしてください。老犬の場合、肉球に限らず指の間や爪の付け根など足先全体に気を配ってあげるのがよいでしょう。また動物病院で定期検診を受けるということも重要だと思います。飼い主さんが見ても気づかない異常が起こっているかもしれません。

Q6:先生の自由問答
肉球は、角質に覆われていて比較的固い組織です。そのため、肉球自体のトラブルはそれほど多くありませんが、けがをした場合などは治りにくい部分でもあります。手先を舐めている、爪をかじっているなど足先を気にしている様子があれば、足の裏をよく確認してあげるようにしましょう。

 

 

 

2012.PeikuMagazine5-6月号 4月度ランキング上位 【アニマルメディカルセンター 院長 中村 隆】

【テーマ】
お散歩 パウケア

Q1.肉球について基礎的な知識を教えて下さい。
A1.肉球は皮膚が発達した器官で、角質化した表面と内部の脂肪組織で構成されています。そのおかげで強さとクッション性を兼ね備えており、私達でいう靴のような役割をしています。また汗腺も分布しており、体温調節などにも重要な役割を果たします。


Q2.飼い主さんは幼少のうちからどんな点に気をつければよいか?
A2.体と同様、肉球の成長には栄養が欠かせません。幼いうちから栄養のある食餌を選んであげましょう。併せて適度な運動も肉球の発達には大切です。また硬いものを踏んでしまい怪我をすることもありますので生活環境・管理には十分注意することが必要です。さらに肉球が分厚くなる(ハードパットと呼ばれる)変化は犬ジステンパー感染症が関与する可能性がありますので、そのような変化がありましたら、すぐにかかりつけの先生に相談しましょう。

 

Q3.肉球のケアの夏場対策について
A3.夏場の日中にはコンクリートやアスファルトの地面がとても熱くなっていることがありますので、肉球を保護するためには朝や夕方遅めの時間帯に散歩に行かれるのをお勧めします。また土の地面を選ぶのも対策の一つになります。


Q4.肉球ケアの冬場対策について
A4.冬場対策は夏ほど心配ありませんが、特に小型犬は冷たいところ(雪や氷の上など)を歩かせることで肉球に凍傷が、体温の低下を招き、調子を悪くすることもありますので注意が必要です。


Q5.老犬の肉球ケアについて
A5.まず、老犬の肉球のケアにも質の良いバランスのとれた食餌を食べさせることを心がけて下さい。食餌管理がきちんとしていれば、特に必要がないのですが、ビタミンEや亜鉛などのミネラル、オメガ3とオメガ6の脂肪酸などのサプリメントを補給することも良いと思います。また適度な運動や肥満の防止も肉球の健康状態を維持する上で重要です。さらに肉球に腫瘍が発生することもありますので、肉球の状態を定期的に見てあげましょう。

 

 

 

2012.PeikuMagazine5-6月号 4月度ランキング上位 【パルム動物クリニック 院長 黒澤 拓也】

【テーマ】
お散歩 パウケア

Q1:パウ(肉球)について基礎的な知識を教えてください?
A1: 肉球の外側は角質化した分厚い表皮で覆われています。その下は脂肪と弾性繊維でできたやわらかい組織からできています。肉球はやわらかくて可愛いイメージがありますよね。そんな愛らしい肉球ですが、見かけによらずたくさんのすぐれた機能を持っています。着地時の肢の衝撃を和らげる靴のような役割や、狩りをするときに必要な足音を消す役割、汗を分泌することで滑り止めの役割も担っています。また、常にたくさんの神経・血管が張り巡らされていて、人の指先と同様に重要な感覚器官でもあります。


Q2:飼い主さんは幼少のうちからどんな点に気をつければいいの?
A2: 先ほどお話したとおり、肉球は非常に感覚のすぐれた器官なので触られるのを嫌がる子が多いです。そのため肉球に限らず、体の様々な部分(口や耳など)を触る習慣を幼少期からつけておくことが大事です。それにより、トラブルの多い肉球や指間の病気を早期に見つけることができると思います。また、幼少期の肉球は表皮がまだ薄くて柔らかいため、長時間のお散歩やアスファルトなどの硬い地面などではすぐに傷つきやすいものです。お散歩は少しずつ時間を増やすようにして、地面は柔らかいところ(土の地面など)から始めていくのがいいでしょう。


Q3:パウケアの夏場対策を教えてください。
A3: 夏場は非常に地面が熱くなっておりますので、肉球が火傷をしてしまうことが多いです。散歩の時間帯には注意が必要です。早朝、または日が沈んでからなど、地面の熱が冷めてから散歩するようにしましょう。また、散歩の前には肉球に保護クリームを塗ったり、靴をはかせたりするのもいいと思います。また、夏場は肉球の間に細菌や酵母菌が繁殖しやすく皮膚病が起こりやすい時期でもありますので、こまめに肉球および指間をチェックするようにしましょう。

Q4:パウケアの冬場対策を教えてください。
A4: 冬場は肉球が乾燥しやすく、フローリングの床などではツルツルと滑りやすかったり、肉球がひび割れを起こしたりします。肉球は体重がかかる部分なので、ケガをしてしまうと非常に治りにくい場所でもあります。冬場はクリームなどで乾燥を防ぐようにしましょう。


Q5:老犬パウケアを教えてください。
A5:老齢になってくると皮膚の新陳代謝機能が低下してしまうので、肉球のひび割れなどを起こしやすいといえます。日頃から季節を問わず保護クリームを肉球に塗るなどのケアをするといいでしょう。また指先の腫瘍なども老齢の場合には多く見られます。もし小さくても見つけた場合には、かかりつけの先生に相談することをおすすめします。


Q6:先生の自由問答
よくある質問:肉球の模様が変わってきたのですが大丈夫でしょうか?
肉球の色や模様はずっと同じではなく、加齢や歩行時の摩擦などによって色素が沈着し変化することもよくあります。ただ、メラニン細胞の腫瘍や炎症による色素沈着ということもあるので動物病院の先生に相談するといいでしょう。
最後に、これから暖かくなってきて皮膚の病気が増加する季節でもあります。肉球に限らず全身を細かくチェックするように心がけましょう。
 

 

 

 


  

2012.PeikuMagazine3-4月号 1月度ランキング上位 【すぎうらペットクリニック 院長 杉浦 岳】

【テーマ】老犬ケア(白内障・口臭・足腰のマッサージなど)

12月・1月ランキング上位獣医師による紙面対談

 

Q1:犬種によっても環境によっても違うと思うのですが・・・うちの子がどうなってきたら老犬だと認識すればいいの?

A1:見た目で「老犬になった」と判断できるようになるのは、かなり老化による問題が起こるようになってからです。一般的に小型犬では7歳以降、大型犬ならそれよりも早く老齢期に入ると考えられていますから、それを目安にして、定期的に動物病院で健康診断やワンちゃん用のドック検査を受けるようにするといいでしょう。大切なのは「いかにいろいろな症状が出る前に異常に気づいて症状が出ないようにしてあげるか」です。人間だって老けこむ前に対策を取っておきたいと思いますよね?

 

Q2:その場合、飼い主さんは若い元気なうちからどんなことに気をつければいいの?

A2:体のあちこちを触っても嫌がらないようなスキンシップ好きにしておくこと。あちこち触れられないと小さなしこりや異常に気づくのが遅くなります。動物病院は原則として「ご家族が異常に気づいて連れて来ていただけなければ役に立たない」場所なのです。異常に早く気付けるかどうかはご家庭でいかに上手にスキンシップできるかにかかっているのです。また、「変だな」と思ったときに早めに病院に連れてきていただくことも大切です。たいしたことないと思って様子を見ていて取り返しがつかなくなるより、早く病院へ連れて行ってはっきりさせたほうが安心です。

 その他にも、若くて健康なうちから定期的に動物病院で身体検査や健康診断を受けていくとよいでしょう。そうしたデータの積み重ねが、いざというときの小さな異常にも早く気付けるようにしておくためのコツです。

 もちろん各種予防をきちんとしておくというのは最低限必要なことです。

 

Q3:白内障を予防するには、どんなことに気をつければいいですか?

A3:残念ながら白内障を完全に予防することはできません。できるだけ早く気づき、白内障によって起こる不快感や二次的な異常を防いだり和らげてあげたりすることが大切です。そのためには毎日眼の中に異常がないかをよく観察し、少しでも異常に気づいたら獣医師にご相談ください。特に異常がみられなくても2?3ヶ月に一度は眼の状態を診察してもらうようにしてください。

 白内障が進行して視力障害が出るようになったら、生活環境の整備をして落ちたりぶつかってケガをするような場所に近づけないようにしたり、急に部屋の模様替えをしたりということをしないようにしましょう。

 

Q4:若い時と比べると口臭があるのは免疫の低下?ある程度抑えるための効果的なケアは?

A4:多くの場合歯石の付着や歯肉炎によります。大切なのは「悪くなる前にきちんと歯磨きの習慣をつけておく」ことです。若いうちから歯磨きを習慣付ける事で、将来の歯石の付き具合がかなり変わります。

 すでに口臭が気になるレベルまでになってしまったら、一度獣医師の診察を受けてその口臭が本当に歯の問題かどうかを診断して貰う必要があります。必要に応じて全身麻酔を使っての口の中の検査や処置が必要な場合もありますが、いつまでもそのままにしておいても決していいことはありません。

 最近では歯周病から様々な全身の問題が起こることがわかってきています。適切な処置をして病気を未然に防ぎましょう。

 

Q5:足腰が弱くなってきて、散歩もヨタヨタなんです。お散歩で気を配る点とどんなケアが効果的ですか?例えば温泉浴など・・・。

A5:足腰が弱くなっているのが本当に年令によるものなのか、病気による症状ではないのかをきちんと鑑別しておく必要があります。病気で立てなくなってきているのに「歳のせいだ」と様子を見過ぎた結果、回復しないほど悪化してしまうということは実際に起こり得ます。

 関節の異常は少しでも早く見つけて治療を開始し、「歩けなくなる」ということがないようにしてあげる必要のある病気です。今歩けていても、3年後、5年後にきちんと歩いていられるためにはきちんとした診断・治療・ケアがとても重要です。

 本当に加齢性の変化で足腰が弱くなっている場合でも、炎症を弱めたり痛みを取ったりすることで日常生活がずっと楽になる場合もあります。

 お散歩は足の状態と相談しながらになります。程度や段階によりリハビリとして歩いたりすることが必要な場合もありますし、しっかりと安静にして治療に専念しなければならない場合もあります。獣医師と相談の上、必要に応じてマッサージやストレッチ、負荷をかけてのリハビリを行うことで症状を改善したり悪化を遅らせたりすることができるでしょう。

 

【先生自由回答】

 老齢期に入ったワンちゃんは、少しずつ寝ていることが増えたり、何かしら病気が出てきたり、年齢に応じた問題が生じてきます。一生健康で元気でいられればいいのですが、長生きすればするほどそうは行かないものです。ご家族の皆さんはぜひ普段から様子を気にかけて、スキンシップを取って異常がないかどうかを見てあげて下さい。また、それだけではわからない健康状態については、老齢期には年2回くらいは血液検査やきちんとした身体検査などで状態の把握をしてあげて下さい。

 老齢期といっても一生の1/3?1/2位を占める長い期間です。いずれ迎える最期の時まで健康に過ごして欲しいものですね。

 

2012.PeikuMagazine3-4月号 2月度ランキング上位 【勝間動物病院 院長 勝間 健介】

【テーマ】老犬ケア(白内障・口臭・足腰のマッサージなど)

12月・1月ランキング上位獣医師による紙面対談

 

Q1:犬種によっても環境によっても違うと思うのですが・・・うちの子がどうなってきたら老犬だと認識すればいいの?

A1:一般的には、6歳以降からシニアとされています。シニアのステージに入ったら、定期的な健康診断で血液検査や尿検査、便検査などを行って病気の早期発見、早期治療を目指しましょう。たとえば当院では、年齢のステージにあった健康診断プログラムをご用意しております。シニアの犬には、レントゲン検査やエコー検査や血圧測定など、人間の健診に負けないくらいの詳しい健康診断が可能です。健診内容は、病院によってことなりますのでかかりつけの先生にも確認してみてください。

 

Q2:その場合、飼い主さんは若い元気なうちからどんなことに気をつければいいの?

A2:日ごろはよく様子をみてあげる、なにかいつもと違うことがあったら見逃さないというのが大切ではないでしょうか。定期的な健診も大切ですが、水を飲む量や便の状態、尿量など、なにか変ったことがあったら病院に行くということもとても大切です。

 

Q3:白内障を予防するには、どんなことに気をつければいいですか?

A3:老齢性の白内障の予防は難しいです。予防できるとすれば、糖尿病性白内障です。人の食べ物を与えない、肥満にさせないという点に気を付けてください。老齢性の白内障になってしまっても、進行を遅らせる目薬もありますので、眼が白いかなと思ったら早めに診察を受けましょう。

 

Q4:若い時と比べると口臭があるのは免疫の低下?ある程度抑えるための効果的なケアは?

A4:まずは口唇をめくって歯の状態をチェックしましょう。歯石がたまっていれば歯周病が原因であることが多いです。歯がキレイなのに口臭がある場合は、腎臓疾患などの内蔵の問題であることもあります。歯石がたまっているようであれば、病院で歯石取りをしてもらいましょう。

 

Q5:足腰が弱くなってきて、散歩もヨタヨタなんです。お散歩で気を配る点とどんなケアが効果的ですか?例えば温泉浴など・・・。

A5:加齢とともに関節の変形や炎症が起こってくることがあります。もしも理想体重よりもぽっちゃりしていたら、体重が関節への大きな負担になりますので、まずは少しずつダイエットをしていきましょう。体重に問題がなく足腰が弱ってきてしまうようであれば、サプリメントなどで関節のケアをしてあげることが多いです。

 

【先生自由回答】

最近は犬の平均寿命も14歳くらいまで伸びてきているといわれています。今は7歳だとまだまだ若いと感じられる飼い主様が多いようです。しかし、若いと感じてもシニアに属します。目が白くなってきたり、足腰がフラフラあるいたり、一日中寝ているという感じに生活も変化してきます。その中でささいな変化に気づいてあげられるように日常からよく観察してあげるようにしましょう。ちょっとしたことでも早めに病院に相談してみるといいと思います。

 

 


  

2012.PeikuMagazine1-2月号 11月度ランキング上位 【みむら動物病院 院長 三村賢司】

【テーマ】
デンタルケア(1・2月号)

【パピー編】
Q:パピー期のママが気を使うべきことはなんですか?
A:口をはじめ全身を触って、触れることを嫌がらないように慣れさせましょう。
生後半年くらいで乳歯が抜けてくると思いますが、まれに歯茎からの出血が止まらな
い子がいます。その場合はすぐに獣医師に相談しましょう。


Q:どうしても幼児期は、口の中に指を入れると嫌がりますよね、嫌がらない方法はないものでしょうか?
A:とにかく褒めましょう。最初のうちは唇をめくるだけでもよいので、できることから
やってみて、よく褒めて「楽しいこと」にしていきます。
また、長時間続けようとすると飽きてしまいます。慣れるまでは歯磨きの良し悪しよ
りも楽しくできたことを重視して続けていきましょう。


Q:これだ!というデンタルケア方法は?
A:デンタルケアは毎日の積み重ねなので、できることで良いと思います。理想は歯ブラシで裏も表も丁寧み磨いていくことですが、それができなくてもガーゼを指に巻いて磨いたり、指で直接磨くという方法でも良いと思います。歯ブラシを嫌がって長く続かないよりも、指で磨くだけでも一生ケア出来る方がいいと思います。


【成犬・シニア犬編】
Q:歯が奇麗だと長生きするってホントですか?また唾液との関係はありますか?
A:人でも言われていることですが、虫歯から細菌が血液にのって他の臓器を侵すことが
知られています。唾液が多く分泌される子の方が口腔洗浄作用が高いかもしれません。


Q:うちの子は指を入れると私の指を噛むのです・・・。
A:まずは口元をなでるだけからスタートして、嫌がらなくなったら唇をめくってみる、
さらにそれも大丈夫になれば前歯だけ指でこすってみるなど・・・、だんだん難易度をあげていきましょう。うまくできた時は歯磨き効果のあるおやつを褒美にするのも良いかもしれません。また、口だけでなく全身触れるように慣れさせていくことも歯磨きのできる子にする近道かもしれません。小さな進歩でもよく褒めてあげましょう。


Q:口臭が気になって、人間用の歯磨き粉を使用してもいいの?
A:お勧めできません。飲み込んでも安心な犬ちゃん用の歯磨き粉が安心です。

 

2012.PeikuMagazine1-2月号 12月度ランキング上位 【勝間動物病院 院長 勝間 健介】

【テーマ】
デンタルケア(1・2月号)

【パピー編】
Q:パピー期のママが気を使うべきことはなんですか?
A:乳歯は、生後5-6か月前後で永久歯に生え変わります。そのため、乳歯をケアするというよりは、成犬になった時に歯磨きを嫌がらないように口の中を触っても嫌がらないような練習を意識して歯磨きを行っていってあげてください。また、乳歯が完全に抜けきらない「乳歯遺残」がよく見られます。乳歯が残ってしまうと、歯垢歯石の沈着が激しく歯周病の悪化をまねきます。生後7-8か月くらいで歯科検診を受けるようにしましょう。

 

Q:どうしても幼児期は、口の中に指を入れると嫌がりますよね、嫌がらない方法はないものでしょうか?
A:口を大きく開けようとすると嫌がるケースが多いように思います。口を開けなくてもある程度の歯磨きをすることが可能です。口唇をめくって切歯(前歯)、犬歯(牙の歯)は容易に磨くことができます。臼歯(奥歯)は、そのままガーゼや歯ブラシを奥までスライドさせていけば、それほど嫌がらずに歯磨きができると思います。

 

Q:これだ!というデンタルケア方法は?
A:どれがベストということはないと思います。それぞれに合った方法(あまり嫌がらずにさせてくれる方法)を探してみるといいと思います。歯ブラシ、ガーゼを指に巻いてみがく、タオルの引っ張り合いなど、デンタルケアの玩具など様々なものがあります。どうしても歯磨きができないという場合には、デンタルケアのフードやガムなども検討してみてもいいかと思います。

 

【成犬・シニア犬編】
Q:歯が奇麗だと長生きするってホントですか?また唾液との関係はありますか?
A:歯が汚いということは、歯垢歯石が沈着した歯周病ということが多いです。歯周病菌は、口から血液を介して心臓病を起こすこともあります。何かを噛むことによって唾液の分泌を促進させることによって歯石の沈着が軽減させることができます。しかし、それが直接寿命に関係するとは言えません。歯周病から起こる可能性のある病気を防ぐことによって、結果的に寿命を延ばすということにはなるのかもしれません。

 

Q:うちの子は指を入れると私の指を噛むのです・・・。
A:パピーの時期に、あまり口を触っていなかったためしれません。小さいころから歯磨きに慣れていないと、少し慣れるまでに時間がかかるかもしれません。口唇をめくってみたり顔をなでたりして少しずつ口を触られることに慣れさせていってください。もちろん、他にも噛む原因はありますが、上下関係が崩れているようであればまずはしつけから行うようにしましょう。


Q:口臭が気になって、人間用の歯磨き粉を使用してもいいの?
A:動物病院で犬用の歯磨きペーストをご用意してあります。一度かかりつけの先生にもご相談をしてみてください。人間用は、使用しないほうがいいでしょう。なにもつけない歯ブラシでも、しっかりと歯垢がとれれば口臭も軽減されると思います。

 

【デンタルケアのワンポイントアドバイス!】
※ 自由回答をお願いします。
小さなうちから歯磨きの習慣をつけておくのがベストです。口の中を触っても怒らないというのはもちろん、犬にとってもストレスを感じないように慣れさせておきましょう。
自宅でケアをしていても少しずつ歯石がついてしまう場合があります。その際は、ご家庭でガリガリと歯石を削るのではなく、動物病院にご相談をしてください。ガリガリと削るのは、歯面に傷がつくばかりでなく歯石の再付着が早いです。超音波などでの歯石除去、ポリッシング(研磨)などのしっかりとした処置をうけるようにしてください。

 


  

2011,PeikuMagaizne11・12月号 9月度ランキング上位 【美川どうぶつ病院 院長 森下 佳】

【テーマ】
ダイエットケア(11・12月号)

Q1:食欲が減った夏から食欲の秋へ変わる時期ですが、一番気をつけなければならないことはなんですか?  
A:人も動物も比較的暑い時期と比べると食欲が増す傾向にあると思います。食べ過ぎによる体重の過剰な増加は気をつけたいですね。

 

Q2:誰が見ても肥満なうちの子ですが。人間と同様過酷なダイエットをしなくても、適正な体重に戻す効果的な運動を教えていただけませんか?本当は食事を減らすのが一番だと思いますが「ご飯命」なもので・・・(笑) 
A:人もそうでしょうが、過酷なダイエットは動物にも健康上の問題がありますのでお勧めしません。運動で痩せさせるのは理想でしょうが、現実的には付き添う飼い主さんの負担を考えるとかなりハードルの高い試みのように思われます。「ご飯命」なのであれば、いわゆるダイエットフードをご使用される方が成功しやすいように思います。

 

Q3:ヒトもペットも肥満(メタボ)は成人病につながるので気をつけたいと思っていますが、なかなか人同様表には出てこないと聞きます。やはり糖尿病、糖尿病による合併症はあるのですか?また、それはどんな症状から表れるのですか?  
A:わんちゃん、ねこちゃんも糖尿病になることがあります。また彼らの場合でも肥満は糖尿病の要因になると言われています。「よく食べているのにどんどん痩せる」、あるいは「よくお水を飲む」、「最近おしっこの量が多い」などが初期症状として挙げられます。糖尿病の合併症としては、目が見えにくくなっていく白内障や足が思うように動かなくなる神経症、また血尿を起こす細菌性の膀胱炎などが挙げられます。

 

Q4:最近は7歳くらいからアクティブシニア(高齢)犬?!と言われますが、まだまだうちの子は小さい時のまま愛くるしいのです(笑)犬種によって違いがあると思いますが高齢犬のサインはまずなにからはじまるのですか?

A:一概には言えませんが、毛色が白っぽくなってきたり、活動性が落ちてきたりといったところでしょう。

 

Q5:逆に極度のダイエット管理で痩せすぎの場合、何に影響がありますか? 
A:特に猫の場合ですが、肝臓に障害を与えます。

 

Q6:先生の自由問答
「Q:ダイエットを成功させるポイントはなんでしょう?」

A:まず、ご家族みんなが同じように対応することです。可愛がっているペットが元気に食べている姿は多くの飼い主さんが喜びを感じるところと思いますが、体重を減らそうとするときにはご家族みんなで少しだけ心を鬼にして、ほしがっても必要以上のおやつや食事は控えることが大切です。また、かかりつけの獣医師に相談しながら行うことも良いように思います。客観的なアドバイスをもらえると思いますし、安全に体重を減らすために具体的な目標体重や目標到達時期を設定してもらえると思います。

2011,PeikuMagaizne11・12月号 10月度ランキング上位 【西新井度動物病院 院長 田内 久之】

【テーマ】
ダイエットケア(11・12月号)

Q1:食欲が減った夏から食欲の秋へ変わる時期ですが、一番気をつけなければならないことはなんですか?
A:やはり食べ過ぎることによる肥満は心配されると思います。また、食べ過ぎることにより消化器疾患が悪化するということも考えられます。また、急激に温度などが変わる時期ですから体調の管理などには十分注意する必要があると思います。
 ただ、夏から冬にかけて、食事量が増えるのは、冬に備えての栄養補給という意味では生物にとっては普通のことでもあり、その子にもよると思いますが、適切な食事管理や温度管理などが必要になると思います。

 

Q2:誰が見ても肥満なうちの子ですが。人間と同様過酷なダイエットをしなくても、適正な体重に戻す効果的な運動を教えていただけませんか?本当は食事を減らすのが一番だと思いますが「ご飯命」なもので・・・(笑)
A:この辺、過激な運動をはじめからはしないほうがいいと思います。特に、肥満の子では、心臓や関節などに負担がかかりやすため、散歩など普段行ってる運動から始めて、可能であれば徐々に運動量を増やすといったほうがいいでしょう。特に寒い中や暑い中での過剰な運動は避けたほうがいいと思います。
 ダイエットという点では動物病院などに、減量用食などもあります。種類によっても違いますが、カロリ-を下げる、あるいは食事量を減らしても必要な蛋白質やビタミン類などは取れるようにしてあるなどの工夫がされています。
 この辺、どのような食餌がその子に向くかということも、当然あると思いますが、食事療法と適度な運動などを組み合わせてダイエットしていくのがいいかと思います。

 

Q3:ヒトもペットも肥満(メタボ)は成人病につながるので気をつけたいと思っていますが、なかなか人同様表には出てこないと聞きます。やはり糖尿病、糖尿病による合併症はあるのですか?また、それはどんな症状から表れるのですか?

A:この辺、獣医領域での研究も徐々に進んで来ています。動物の種差はあると思いますので、細かい内容になると、すべてが同じといえるかどうかは別ですが、
 糖尿病は、血糖値を下げるホルモンのインスリンが、枯渇することによって血糖値が上昇する(1型)、もしくはインスリン自体の分泌はあるものの、インスリンの作用を受けて血糖を取り込む細胞の感受性がにぶいなどの理由で血糖値が上昇する(2型)に分けられますが、後者の2型糖尿病では肥満が一要因になると言われ、比較的、猫では、よく見られると言われています。
 犬や猫において、この辺は人と似た機所もあると言われ、研究が進んでいますが、ただし、実際には、あくまで多くの原因がある中の一要因であって、逆に太ってないから糖尿病にならないというわけでは無いため、太っているから絶対になる、やせているから絶対にならないというものでは無いようです。
 ただし、もちろん肥満自体がいいというわけではなく、肥満による心臓への負担、関節への負担などを考えると適切な体重管理は重要だと考えられます。
 糖尿病の症状は、初期には気づきずらく、水を多く飲み多量に尿を排泄する。(多飲多尿)食欲の増加、痩せてくること、犬では白内障などがよく見られます。
 また、進行した状態では虚脱(要するに、ぶっ倒れた状態)で動物病院に運びこまれることもあります。
 糖尿病の合併症としては、先にあげたように、犬では白内障がよく見られます。
 他には、犬でまれに糖尿病による腎障害、猫では神経障害による歩行異常などが報告されています。
 ただし、これはこういうものがあるということで、糖尿病による合併症は人では何年もかけて進行するため、犬や猫では寿命が短い分まれであり、糖尿病による合併症の心配を人ほどする必要は無いと思います。
 診察を受ければ、少なくとも臨床症状を呈している糖尿病をとりこぼすということはあまり無いと思いますが、初期の症状が場合によって見過ごされやすいかもしれないということや、他の病気かどうかの判断、いわゆる類症鑑別がやはり、動物病院での検査なり治療への反応性を見ないとわからないということもあり、やはり、大事なことは多少であってもいつもと違う、もしくは少しずつ痩せてきたなどの異常を感じた時点で動物病院での診察を受けることや、少なくとも犬や猫が老齢になったら、血液検査などを含む健康診断を定期的に受けるということになると思います。

 

Q4:最近は7歳くらいからアクティブシニア(高齢)犬?!と言われますが、まだまだうちの子は小さい時のまま愛くるしいのです(笑)犬種によって違いがあると思いますが高齢犬のサインはまずなにからはじまるのですか?
A:その子によっても違うとは思いますが、散歩にあまり行きたがらない、行く距離が減る、歩きかたが遅くなる。たとえば、場合によっては白髪などが増える。顔つきがどうも年よりっぽくなる、などがあると思います。
 ただ、年をとった犬も長年つれそった分かわいいということはありますよね。
 年をとったらそれに応じて、大事にしてあげてください。
 
Q5:逆に極度のダイエット管理で痩せすぎの場合、何に影響がありますか?
A:基本的には、食事そのものも、必要な栄養を取るという点では必要で、極端なダイエットはよくないでしょう。肥満が問題であっても極端な減量により栄養のほとんどを体内の脂肪でということは無理があり、必要な蛋白質、ビタミン他の微量な栄養の欠乏や、代謝の異常や免疫力の低下などを起こす可能性があります。特に猫などでは、脂肪肝がおきやすいといわれています。必要な栄養はとりながらという点では、動物病院などで肥満対策用の処方食などを利用しながら、バランスの取れたダイエットをする必要があると思います。

 

Q6:先生の自由問答
 まとめということになると思いますが、やはり、まず動物病院に相談してもらえればと思います。肥満の管理にしてもやはり一頭一頭、経過を見ながら行うのがいいと思いますし、たとえば、犬の甲状腺機能低下症などでは肥満が起こることもあるし、痩せるということが病気によるものかどうかも調べてみないとなんとも言えない場合があります。
 動物を飼い始めた時に相談に行く、健康診断を受ける、多少の異常であっても動物病院と相談することなどが、病気の早期発見や予防につながることがあると思います。
 この辺は、獣医師と飼い主さんが手をとりあってということが必要だと思います。

 


 

2011,PeikuMagaizne9・10月号 6月度ランキング上位 【勝間動物病院 院長 勝間 健介】

【テーマ】
Q1:毛・スキンケア(9・10月号)毛や皮膚って人間同様紫外線とかなにか影響あるのでしょうか?
A1:扁平上皮癌という腫瘍や猫の日光皮膚炎などは、紫外線の関連も疑われています。日光皮膚炎は、特に被毛の白い猫での報告が多く、耳や鼻に症状が出ることが多いです。人も動物も過度に紫外線を浴びることはあまり好ましくありませんが、普通に散歩にいくとか、窓際で昼寝をするということに関しては、それほど神経質になる必要はないかと思います。


Q2:シャンプーのしすぎで脂分が失ってしまうと聞きます。普通に室内で暮らしてれば月に何回くらいが適度なのでしょうか?またシャンプーする際に毛とスキンケアで注意する点はなんでしょうか?ラバーブラシで洗ってあげると血行が良くなって健康な皮膚になると聞きましたが・・・。
A2:シャンプーの回数は、皮膚の状態によりさまざまです。特に皮膚に問題がない犬であれば、月に1回でも十分です。膿皮症や脂漏症などなにか皮膚のトラブルがある場合には、週2回くらいシャンプーをしてもらいます。被毛全体を30℃台前半のぬるま湯でよく濡らし、シャンプーはよく泡立ててから体につけてください。薬用シャンプーであれば患部から洗い始め、最後はしっかりとすすいでください。ラバープラシを使うことによって、しっかりと洗うことができますので結果的に皮膚を健康な状態に保つことができると言えるかもしれませんね。


Q3:うちの子シャンプーを嫌がるのです・・・おちびの時に無理やり洗ったのがトラウマになったのか・・・嫌がらない方法を伝授していただけませんか?
A3:シャンプーやお湯が嫌なものではないということを少しずつ教えて行ってあげてください。お散歩のあとに足先だけ、お尻周りだけ洗うようにして、頑張ってくれたらよく褒めてあげてください。慣れてきたらだんだん濡らす範囲を広げていってください。


Q4:換毛期は被毛の冬毛の準備と聞きましたが、うちは都内のマンション暮らしです。うちの子(M・ダックス♂5歳)にも換毛期はあるのかしら?その場合飼い主として気をつけることはなんでしょうか?
A4:秋田犬や柴犬などの日本犬に比べるとはっきりとした換毛はみられないかもしれませんね。とくに室内で過ごしていると気温の変動も少ないですから、年間を通して生え変わりがみられます。もちろん夏場は少し多めに毛が抜けますので、シャンプーやブラッシングをしてあげてください。


Q5:日本の冬は乾燥し、絨毯など化繊が多く静電気など体に影響するのでしょうか?私が冬になると帯電して静電気がひどいので・・・なるべく保湿クリームを塗っているのですが、この子たちを抱いてあげても影響ないのかと思いまして。この子たちも乾燥肌にならないか心配で。
A5:静電気が体になにか影響するということは気にしなくてもいいと思います。頭をなでるときや、においをかぎに近づいてきたときにパチッと電気が走ることもありますが、動物がそれに驚くくらいでしょう。しいて対策を言えば、ハンドクリームを塗って保湿をしたり、静電気除去グッズを人が身に着けるくらいで十分です。


Q6:先生の自由問答
A6:じめじめとした暑い日が続き、当院でも皮膚病の患者さんが増えてきています。飼い主さんによく聞かれることは、この状態でもシャンプーをしても平気ですかということです。原因にもよりますが、多くの場合はシャンプーの頻度を増やしたほうが皮膚病の改善につながります。重複になりますが、週に2回くらいをお勧めすることが多いです。シャンプーやグルーミングは、飼い主とのスキンシップやしこりなどのン病気の早期発見につながることがあります。また皮膚の状態にあったシャンプーを使用することによって薬を飲む期間が短くできるなど、さまざまなメリットがありますので、できるだけ日ごろからのスキンケアを心がけてください。

2011,PeikuMagaizne9・10月号 7月度ランキング上位 【谷口動物病院 院長 谷口 雅治】

【テーマ】
Q1:毛・スキンケア(9・10月号)毛や皮膚って人間同様紫外線とかなにか影響あるのでしょうか?

A1:紫外線が皮膚の老化や皮膚ガンの発生に関わることは人間で良く知られていますが、動物でも同様の悪影響が考えられます。もっとも、動物は皮膚が毛でおおわれているため、紫外線が直接皮膚に降り注ぐ量が少なく、人間に比べれば影響が少ないと思われます。
ただし、皮膚病の中には紫外線によって症状が悪化するものもありますので、夏場の強い日差しはできるだけ避けたほうがよいでしょう。

 

Q2:シャンプーのしすぎで脂分が失ってしまうと聞きます。普通に室内で暮らしてれば月に何回くらいが適度なのでしょうか?またシャンプーする際に毛とスキンケアで注意する点はなんでしょうか?ラバーブラシで洗ってあげると血行が良くなって健康な皮膚になると聞きましたが・・・。

A1:皮膚の脂分は、正常な皮膚の保湿や免疫力維持のためには欠かせません。ただし、過剰な皮脂は皮膚炎の原因になりますから、その動物の肌の性質を見ながらシャンプーの回数を調節する必要があります。たとえばシーズーやパグのように皮脂の多いワンちゃんでは週に1~2回、場合によっては毎日シャンプーが必要になることもあります。一般的なワンちゃんでは週に1回程度から始め、皮膚がすぐにべたつくようなら回数を増やし、逆に皮膚が乾燥しすぎるようなら回数を減らしてみてください。
シャンプーの際の注意点としては、シャンプー前にブラッシングをおこない、毛のもつれや毛玉をしっかりととっておくことが大切です。
シャンプー剤が残ってしまうと皮膚炎の原因になりますので、しっかりと洗い流すことも重要です。
ラバーブラシについては、マッサージ効果は期待されますが、乱暴に扱うと毛が途中で切れてしまったり、必要以上に毛が抜けてしまうことがありますので、力加減には注意してください。

 

Q3:うちの子シャンプーを嫌がるのです・・・おちびの時に無理やり洗ったのがトラウマになったのか・・・嫌がらない方法を伝授していただけませんか?

A1:他のしつけにも共通することですが、ご褒美のオヤツを使いながら、少しずつ慣らしていくことが大切です。初めのうちは、濡らしたタオルでやさしく顔や手足を拭いてあげてください。慣れてきたら、ぬるま湯をはった洗面器などから、手で水をすくって少しずつ手足や体にかけてあげて、徐々に水に慣らしましょう。その都度にご褒美のオヤツを与えて、ほめてあげて下さい。
そうやって、徐々に水やシャンプーに慣らしてあげましょう。人間の赤ちゃんをお風呂に入れる時も、少しずつ慣らしていきますよね?それと同じ感覚です。
何事も、動物の気持ちを考えながら、あせらず少しずつ進めてあげることが大切です。

Q4:換毛期は被毛の冬毛の準備と聞きましたが、うちは都内のマンション暮らしです。うちの子(M・ダックス♂5歳)にも換毛期はあるのかしら?その場合飼い主として気をつけることはなんでしょうか?

A1:室内飼育のワンちゃんで、一年を通じて冷暖房を使用し温度変化が少ないような環境で飼われている場合は、毛の生え換わりがはっきりしないことがあります。
換毛が始まったら、こまめなブラッシングやシャンプーで皮膚のケアをおこなってあげて下さい。

 

Q5:日本の冬は乾燥し、絨毯など化繊が多く静電気など体に影響するのでしょうか?私が冬になると帯電して静電気がひどいので・・・なるべく保湿クリームを塗っているのですが、この子たちを抱いてあげても影響ないのかと思いまして。この子たちも乾燥肌にならないか心配で。

A1:保湿クリームを塗った状態での抱っこなどは特に気になさる必要はないでしょう。ただし、塗った直後の手をなめさせたりすることはひかえたほうがよいと思われます。冬期はワンちゃん・ネコちゃんも人間同様に肌が乾燥する傾向にあります。特に、アトピー性の皮膚炎を患っているようなワンちゃんでは、皮膚の乾燥は症状を悪化させる原因の一つですから、保湿性のシャンプーを使用するなどの配慮が必要です。

 

Q6:先生の自由問答
同じワンちゃん・ネコちゃんでも、品種によってトリミングの必要性、肌の性質、皮膚病のなりやすさなど様々です。
毛の長い品種、皮膚のたるんだ品種など人間の都合で品種改良された動物では、本来の正常な動物の皮膚に比べると、皮膚病をおこしやすいという側面があります。
お家にいるワンちゃん・ネコちゃんの肌の性質を見極め、その性質に応じた適切なケアをおこなうことが、ワンちゃん・ネコちゃんの日々の生活を快適にしてあげるために大変重要になります。
かかりつけの獣医さんや、トリマーさんと良くご相談いただきながら、大切なワンちゃん・ネコちゃんの日常ケアに取り組んでいただければと思います。

 

 


 

ペット育児マガジン4月度ランキング上位

こばやしペットクリニック 小林院長

 

【テーマ】

サマーケアについて

Q1:犬はどうやって体温調節しているの?暑さには強いの?

A1: ワンちゃんは汗腺がほとんど発達していないので、人のように発汗で体温を下げることはできません。その為、ハァハァする呼吸(パンティング)で呼気中の水分を蒸発させて体温を下げます。発汗より効率が悪い為、暑さには弱いです。

 

Q2:飼い主さんは幼少のうちからどんな点に気をつければいいの?

A2:幼少期は体温調節が未熟な為、熱中症にかかりやすいです。

散歩やキャリーバックでのちょっとした移動でも熱中症になる場合があります。水分補給と暑さ対策をしっかりおこなって下さい。

 

Q3:サマーケアの室内対策を教えてください。

A3: 風通しの良く直射日光が当たらない場所に部屋を作ってあげ、水はいつでも飲めるようにしておきます。風通しが悪く湿度が高いと高温でなくても熱中症になりやすいので注意が必要です。

暑い時間帯は、エアコンをかけてあげて下さい。

エアコンを使わない場合は風通しを良くし、ひんやりグッズ(マットやベットなど)を使ったり、2Lのペットボトルに水を入れて凍らせた物にタオルをまいて置いておくなども暑さ対策になります。

 

Q4:サマーケアのお散歩対策を教えてください。

A4: 早朝・夕方の日差しが弱まった涼しい時間帯にしてあげるといいです。

お散歩では、地面を触ってみて触れられないくらい熱ければ避けて下さい。パット(足の裏)を火傷してしまいます。また、外が涼しくなってもアスファルトなど地熱が高いので注意が必要です。外は涼しいのに熱中症になる時があります。散歩中も十分水分補給を行って下さい。

 

Q5:サマーケア老犬対策を教えてください。

A5:老犬は成犬に比べて体温調節機能が落ちてきています。また心疾患や内臓疾患などの疾患をもっているワンちゃんも同じです。

夏場は特に室内と屋外の温度差があります。急激な温度変化は体に負担になるので注意し、なるべく涼しく快適な環境造りをしてあげて下さい。

 

Q6:暑さに弱い犬種などはあるのか?

A6: 暑さに弱い犬種としては、短頭種系の犬です。鼻が短いという構造上鼻腔が狭い為に外気を体内に取り込む時に、あまり冷やすことが出来ないからです。

ブルドッグ フレンチブルドッグ パグ ボストンテリア シーズーなどがあげられます。

また、それ以外の種類でも幼齢犬・高齢犬・肥満犬なども犬種によらす暑さには弱いかと思います。体温調節がうまく出来ないためです。

 

【総評】

ワンちゃんのサマーケアは、基本的に暑さ対策になります。

ワンちゃんはしゃべる事が出来せん。飼い主様の感覚が大切になってきます。

見て・ふれて・聞いて・匂って、いろいろな感覚で「何か変だな?・いつもと違う?」

を見付けてあげて下さい。人とワンちゃんとは全く別な生き物ではありません。むしろ人間の赤ちゃんと思って環境を整えてあげるといいと思います。赤ちゃんを炎天下の時に散歩したり、蒸し暑い風通しの悪い部屋に置いたりしませんよね。

ワンちゃんは全身毛皮で暑いからって服のように毛皮を脱げません。毛の短いワンちゃんも地肌に直射日光って暑いですよね。夏場の地面を触ってみて実際感じてみて、裸足だったらどうかな?

ワンちゃんの目線で考えてあげることがサマーケアの第一歩です。

 

 

 

ペット育児マガジン5月度ランキング上位NO,1 

こまち動物病院  福井院長

 

【テーマ】

サマーケアについて

Q1:犬はどうやって体温調節しているの?暑さには強いの?

A1: 人間もワンちゃんも体温を一定に保つようなシステムが体に備わっています。水が蒸発するさいに周囲の熱をうばうことを利用して、人間は汗を蒸発させて体温を下げることができます。ただしワンちゃんは汗をかくことができません。

 ではワンちゃんはどうやって熱を逃がしているかというと、ハァハァと舌を出してはげしく呼吸する、パンティングとよばれる動作で主に熱を逃がしています。空気を吸ったり吐いたりするさいに、口や鼻から肺にかけての空気の通り道の粘膜表面から水分を蒸発させることで体温を下げています。

 ただし日本の夏は湿度が高いため水分が蒸発しにくく、パンティングだけでは熱を逃がすことが難しくなります。毛が密に生えているワンちゃんは、毛布をまとっているようなものですので体内に熱がこもりやすく、熱中症には要注意です。

 

Q2:飼い主さんは幼少のうちからどんな点に気をつければいいの?

A2: 子犬は成犬に比べて体温調節システムが不十分ですので、熱中症にはくれぐれも気をつけてください。

 ちょっとのつもりでエンジンを止めた車の中に閉じ込め、結果的に長時間放置してしまって熱中症になってしまうことがよくあるので注意しましょう。

 

Q3:サマーケアの室内対策を教えてください。

A3: 私たちはうちわや扇風機を使って涼しくなれますが、これは風が体にあたって汗が蒸発することで体温を下げられるからです。ワンちゃんが汗をかける場所は鼻の頭と肉球だけですので、扇風機だけでは体温を下げることはできません。

 日中閉め切った室内でワンちゃんをお留守番させなければいけないご家庭では、猛暑の時期はお部屋の中がサウナのように暑くなるので、エアコンを使うことをおすすめします。ただし温度を高めにしたり、最も暑い時間帯だけエアコンがかかるようにタイマーで設定したり、カーテンやすだれで日光をさえぎったり、換気扇や扇風機などで空気の流れを作ってあげるなど、なるべく節電を心がけましょう。

 風通しのよい日陰であれば、健康なワンちゃんでしたら自分で涼しい場所に移動しながら暑さをしのぐことが可能です。毛が多いワンちゃんでしたらサマーカットをしたり、石や金属などのヒンヤリする素材を床にしいてあげたり、保冷剤が入ったジャケットや襟巻きを着けてあげるなど色々な工夫をして、熱中症にならないように注意してあげてください。

 

Q4:サマーケアのお散歩対策を教えてください。

A4: お散歩は朝できるだけ早く、そして夜はできるだけ遅い時間に行うこと! アスファルトの地面は私たちが考えている以上に熱くなっているため、肉球をヤケドします。またワンちゃんは人間より低い位置にいますので、地面の照り返しをうけます。お散歩に連れ出す際には、一度ご自分の手でアスファルトの温度を感じてみて大丈夫かどうか確認してください。

 お散歩の前後や長いお散歩でしたらその最中に、水分補給をしっかり行うことが大切です。常に冷たくて新鮮な水(水道水で可)を用意してあげてください。ごほうびとして氷を少し与えても大丈夫です。

 また夏はノミやマダニが発生しますので、定期的なノミ・マダニ対策もお忘れなく。

 

Q5:サマーケア老犬対策を教えてください。

A5:年をとると体力や抵抗力が低下してきますし、すでに持病があるワンちゃんは特に注意が必要です。高齢犬の病気でもっとも多いとされる慢性心臓病をもっているワンちゃんは、過度な運動や興奮はなるべく避けるよう心がけてあげてください。

 夏場に悪化しやすい病気の1つに気管虚脱があります。ヨーキーやポメラニアンに多い病気で、気管の張りがなくなってペタンとつぶれてしまい、ガチョウの鳴き声のような咳がでます。湿度が高く、パンティングが多くなる夏場は症状がひどくなるケースが多いです。普段からダイエットと除湿に心がけて、咳がひどい場合は動物病院を受診して下さい。

 

Q6:暑さに弱い犬種などはあるのか?

A6もともと北国生まれの毛が密に生えているワンちゃん(シベリアンハスキー、秋田犬など)は暑さにはあまり強くありません。

 また、短頭種とよばれるパグやフレンチブルドッグのような鼻がつぶれたワンちゃんたちは、鼻の穴が小さい、鼻の中にある鼻甲介とよばれる組織の発達が悪い、軟口蓋とよばれるヒダが長く垂れ下がって空気の通り道をふさぐ、気管が生まれつき細い、などの理由からパンティングで体内から熱を逃がすのが苦手なため、熱中症になるリスクが特に高いです。日頃からダイエットを心がけてもらい、特に暑さ対策は入念に行ってください。

 

【総評】

 今年の夏は節電が叫ばれているので、ワンちゃんにとっても受難のシーズンになりますが、節電グッズをうまく利用して暑い夏を乗り切って下さいね!!

 

 


 

ペット育児マガジン2月度NO,1 

【テーマ】

お散歩 パウケア

Q1:パウ(肉球)について基礎的な知識を教えてください?

A1: 主に食肉目(ネコ、イヌ、クマ、イタチの仲間)に見られる、足裏部の盛り上がった部分です。

 表面(角質)が厚く、弾力があることから、足を飛び跳ねた際の衝撃から保護したり、狩をする際に足音を消すのにも役立つと言われてます。

 ただ、ネズミの仲間の一部やウサギの一部では、肉球があり、食肉目でも、海棲哺乳類(アザラシ、アシカ、セイウチなど)で足がひれ状になったものには当然、肉球はありません。動物の種類によってというより、形状に対してというもののようです。

 

Q2:飼い主さんは幼少のうちからどんなことを気をつければいいの?

A2: 幼少時の、健康な犬のパッドは、みずみずしいもので、この辺、かなり一般的な答えにはなると思いますが、日常の健康管理を考えてもらえばいいと思います。

 予防がかなり進んだため、見ることはまれになりましたが、たとえば犬ジステンパ-ウイルス感染症によるパッドの硬化などは有名ですし、この辺は、全身性の問題ですが、予防(ワクチン)をやっておけばかなり防げるものです。

 また、これも現在はまれだと思いますが、ある種の栄養欠乏による皮膚病の症状の一部に、パッドの硬化が見られることがあります。

 この辺は、パッドだけの問題ではありませんが、子供のころから予防、栄養管理や温度管理まで含めた体調管理が、とても重要だと考えてもらえればいいと思います。

 また、地面を踏むところなので、当然、刺激物や鋭ったものなどを踏むといったことは避けたいですよね。

 

Q3:パウケアの夏場対策を教えてください。

A3: 日中路面が暑くなりますから、朝は涼しいうちに散歩をして、夕方は路面が冷めてから、散歩はしましょう。

 さすがに焼け付くような熱さの上を散歩させるのもというのはありますし、また、人間よりも、地面に近いところを移動するため、路面が暑いと熱射病などの危険も出てきます。

 

Q4:パウケアの冬場対策を教えてください。

A4:基本的には乾燥しやすい季節なので、場合によってはスキンケアなどが必要になるかもしれません。

 動物病院でも、最近はいろいろなスキンケア用品が取り寄せできますので、肉球自体の異常も含めて、相談してもらえればと思います。

 特に、幼弱な動物、老齢犬、体調に問題がある場合など、体を冷やした上での長時間の運動などは、全身的な影響から避けたいものです。

 

Q5:老犬パウケアを教えてください。

A5:これは、全身状態も含めて、少なくともたまにはパッドを見てあげる、ということだと思います。

 足の裏ということで、場合によっては異常に気づきづらいということもありますから、他にも異常があれば、むしろ気づきやすいのかなと思いますが、たとえば、足の裏の腫瘍とか、全身的な異常を示唆していることもあります。(たとえば、人では肝臓疾患に伴う、手掌紅斑などが知られていますが、犬でもやはり肝臓疾患によるパッドの異常なども知られています。病名など細かい部分は違いますが。)

 他にも、免疫の異常でパッドに異常が出る場合もありますし、原因自体がわりと、さまざまなので、異常があるかどうかを早めに判断してあげるということが、わりと重要かなと思います。

 老齢に伴って、乾燥したりということもまま見られます。この辺、程度がひどければ、先に述べたスキンケアということも考えられますが、ある程度、年をとったら、動物病院で定期的な健康診断などは受けておいたほうがいいでしょう。

 

Q7:先生の自由問答

 この辺、繰り返しになりますが、

まずは、一般的な予防や、食事管理や温度管理を含めた体調管理が重要だろうということと、

次に、早めに異常に気づいてあげるということですね。

この辺、どうしてもじかに地面に接触する部分なので、比較的、単純な原因も除外する必要があることも多いので、その分、ちょっと診断に時間がかかるということもありますから、その分、早めに診察をはじめたいというところはあります。

 

 今回はパッドについてのコメントということなので割愛しますが、たとえば皮膚病でもできる場所や病変によっても疑える病気も違ってくるのでやはり、何かあったら動物病院に来てもらうということもやはり重要だと思います。

ペット育児マガジン3月度NO,1

【テーマ】

お散歩 パウケア

Q1:パウ(肉球)について基礎的な知識を教えてください?

A1: 基本は皮膚と同様ですが、角質部分(表面)が厚く、様々な刺激に対応できるようになっています。滑り止めの役割も果たします。

また汗腺があるので、緊張すると汗をかく部分でもあります。実は逆さから見るとテディベアのように見えますw

Q2:飼い主さんは幼少のうちからどんなことを気をつければいいの?

A2:無理に刺激を与える必要はありませんが、無闇に保護をする必要もありません。刺激に対して表面は強化され、様々な刺激に対応できるようになります。

 幼少期では肉球表面はまだ薄いので、急激な強い刺激を与えないように(例えばアスファルト上を走らせるなど)して下さい。

  また、毛が伸びる品種では肉球が隠れてしまい、滑って関節を痛めることがあります。定期的に毛をバリカンで刈ってあげる必要があります。

Q3:パウケアの夏場対策を教えてください。

A3: 夏の日照下のアスファルトは非常に熱く、火傷をさせる可能性があります。地面が熱くないかを飼い主が確認して下さい。

  もし表面が剥けている、薄く浮いている、裂けているなど痛みがあればびっこを引きますので、確認の上獣医師に相談してください。

  心配な時にはソックスや、シューズも市販されています。慣れるまでに時間がかかりますが、うまく利用するとよいでしょう。

Q4:パウケアの冬場対策を教えてください。

A4:空気が乾燥するため、皮膚と同様乾燥しすぎることもあります。その際には肉球用のクリームが市販されているのでご利用いただくこともできます。

 塗った後はなめとってしまう可能性があるので、遊ぶなどしてかまってあげて下さい。

Q5:老犬パウケアを教えてください。

A5:歩くことが減ると表面が削れなくなり、角質が棒状に伸びてひび割れ状態になることがあります。出血や痛みがなければ特に問題はありません。

 ゆっくりで構いませんから、補助をしながら歩いてもらったり、保湿のためのクリームを塗布してあげるとよいでしょう。

Q7:先生の自由問答

 肉球自体はとても丈夫な組織ですが、けがなどでは治癒に時間のかかる組織でもあります。散歩の際には前方を見て、危ないものが落ちていないか確認してあげて下さい。

 散歩の後、毎回肢を洗うのは要注意!洗いすぎも皮膚にはよくないのです。軽く水拭き程度で済ませるようにしてください。

肉球を確認するときには指の間、指と肉球の間なども確認してあげて下さい。赤くなっていたり、皮膚がでこぼこしていたりしないかチェックです。

 


 

2011年1月度NO,1 【テーマ】

【老犬ケア(白内障・口臭・足腰のマッサージなど)】

Q1:犬種によっても環境によっても違うと思うのですが・・・うちの子がどうなってきたら老犬だと認識すればいいの?
A1: 老犬だと認識する必要性は感じませんが、一般的に7歳前後から老犬としてのケアを開始してみるといいと思います。血液検査など毎年の健康診断など行い、異常が見つかればその都度対応していきましょう。

Q2:その場合、飼い主さんは若い元気なうちからどんなことに気をつければいいの?
A2:食餌などいい品質のものを選んで与えるなど基本的な日常生活をおくればいいとおもいます。まめに動物病院に通い、毎年の健康状態をチェックするとよりいいですね。

Q3:白内障を予防するには、どんなことに気をつければいいですか?
A3:白内障とは、水晶体が何らかの原因により混濁した状態と定義されています。
白内障の原因は様々ですが多くは遺伝性、加齢性です。予防することができるのは遺伝性以外の原因でおこる白内障でしょう。たとえば、白内障は糖尿病などの全身の併発疾患としておこります。健康に気をつけることが予防になるということですね。

Q4:若い時と比べると口臭があるのは免疫の低下?ある程度抑えるための効果的なケアは?
A4:口臭のほとんどが歯石などの口内炎が原因です。小型犬は特に高齢になると歯石が付きやすくなります。まずは毎日の歯ブラシなどのデンタルケアや必要であれば定期的な動物病院での歯石除去などを行うことが勧められます。

Q5:足腰が弱くなってきて、散歩もヨタヨタなんです。お散歩で気を配る点とどんなケアが効果的ですか?例えば温泉浴など・・・。
A5: 温泉浴などは現実的に難しいので、まずは体重管理など健康状態をよく保つことですね。関節炎を患っているのであればサプリメントなど、個々の動物にあわせて対応していきたいものです。かかりつけの先生とよく相談していきましょう。

2011年2月度NO,1 【テーマ】

【老犬ケア(白内障・口臭・足腰のマッサージなど)】

Q1:犬種によっても環境によっても違うと思うのですが・・・うちの子がどうなってきたら老犬だと認識すればいいの?
A1: 運動しなくなった、白内障、寝ていることが多くなった。

Q2:その場合、飼い主さんは若い元気なうちからどんなことに気をつければいいの?
A2: 肥満は関節に大きな負担になるので体重管理に気をつける。

Q3:白内障を予防するには、どんなことに気をつければいいですか?
A3:老齢性のものは予防できない。白内障の兆候が現れたら点眼薬で進行を遅らせる。

Q4:若い時と比べると口臭があるのは免疫の低下?ある程度抑えるための効果的なケアは?
A4:歯石がたまっていないかチェック。歯石除去と毎日の歯磨きが重要。

Q5:足腰が弱くなってきて、散歩もヨタヨタなんです。お散歩で気を配る点とどんなケアが効果的ですか?例えば温泉浴など・・・。
A5: お散歩は無理はせずゆっくり歩いて自力で帰ってこれる距離で。
関節により」サプリメントを続ける。

 

 


 

10月度NO,1 【テーマ】

【パピー編】

Q:パピー期のママが気を使うべきことはなんですか?

A:ちょうどお家に迎えた数カ月齢の子犬には、乳歯が生えています。これが徐々に永久歯に抜け替わっていきます。乳歯が抜けて、すき間が空いて見えたり、穴が開いて出血したりしている場面に出くわすこともあるでしょう。しかし、乳歯が抜けずにその横に永久歯が生えてくることがあります。これを乳歯遺残といいます。この状態のままいつまでも乳歯が抜けないと、歯並びが悪くなり、その結果歯石が溜まりやすく、永久歯にも悪影響を及ぼします。とくに成長期は定期的に動物病院で歯科検診を受け、乳歯遺残の状態であれば、全身麻酔をかけて抜いてあげたほうがいいでしょう。

また、パピーはケージや椅子の脚などの硬い家具などを噛むことがあります。そのような癖がつくと乳歯が欠けて、そこから細菌感染し、最悪な場合は生えてくる永久歯にも悪影響が出てしまいます。いろいろな噛む玩具が市販されていますので、それらを与えてあげましょう。しかし、蹄などの固いものは歯が欠けてしまうこともあるので、使わないほうが無難です。

 

Q:どうしても幼児期は、口の中に指を入れると嫌がりますよね、嫌がらない方法はないものでしょうか?また、グッズや歯ブラシ系など、根気がいりますよね・・・。

A:個人的な意見ですが、できれば指は使わないほうがいいと思います。それは、指を口に入れることで、ひとの指を噛む行動が身に付く可能性があるのではないかと考えているからです。しかも、子犬の乳歯は尖っていて、咬まれると結構痛いですよ。初めから小さめの歯ブラシを使うことをお勧めします。それを口に当て、徐々に歯の外側、つまり頬の裏側、そして、口の中へ進めていくといいでしょう。子犬を迎えて新しい環境に慣れてきたらできるだけ早めに始めるといいと思います。

 

Q:先生!アイデアですが、ガーゼを指に巻いて、そこに蜂蜜やペースト状のフードをぬるのはあり?

A:さきほど、お話したように、指を使う方法は個人的にはお勧めしていません。幼いうちから始めれば、歯ブラシに味がついていなくても、嫌がらない子が多いのではないでしょうか?抵抗するようなら、動物病院で犬用の歯磨きペーストや液体歯磨きを扱っていますので、それをお勧めします。

 

Q:生後半年くらいで、デンタルケアを始めたいではないですか・・・生えたての歯だし歯茎も柔らかいですよね・・・.

A:永久歯に視点を当ててのお話だと思いますが、私は子犬を迎えたときからデンタルケアを始めることをお勧めしています。「乳歯はどうせ抜け替わるんだし、永久歯が生えてきてからでいいや」と考えていると、歯磨きのタイミングを逸してしまうと思います。小さなうちから何が何だか分からないうちに取り組んでおいたほうが、苦労が少ないと思います。力を入れてゴシゴシやらなければ、問題はないと思いますよ。

 

【成犬・シニア犬編 遊びながらデンタルケアする方法について】

Q:布製のダンベル形状のおもちゃは有効な手段?

A:それらの噛む玩具を使うことで唾液の分泌が亢進し、歯に付いた歯垢を洗い流してくれる効果があるといわれています。さらに布製のロープ類は、噛むことで歯の表面を布がこすってくれるので、ダブルの効果が期待できます。

 

Q:歯が奇麗だと長生きするってホントですか?また唾液との関係はありますか?

A:歯には自然に歯垢が付着します。これはバイキンの固まりといっていいでしょう。それにさらにカルシウムなどの物質が絡まって硬い歯石を形成します。この形成過程で外からは見えない歯の根にまで歯石がついていきます。これが歯と歯茎にポケットのようなすき間を作り、さらにそのポケットにバイキンの塊が蓄積していきます。これが歯周病です。こうしてたまったバイキンが血液中に入っていくと考えられ、動物の内臓に悪影響を与えていきます。心臓病、腎臓病、関節炎などの原因になるといわれています。

唾液の分泌の多い子は、理論的には、歯垢を洗い流しやすいので、歯石が付きにくく、その結果、歯周病由来の病気にはなりにくいかもしれません。しかし、唾液の多い個体が長生きするという報告を読んだことはありません。

 

Q:5歳以上で今までデンタルケアしたこともないので、うちの子は指を入れると私の指を噛むのです・・・。

A:指を入れることは危険行為ですね。まずは、歯ブラシに味のついた専用の歯磨きペーストを付けて舐めさせるところから始めてみましょう。根気がいると思いますが、少しでも危険を感じた場合は、諦めたほうがいいと、個人的にはそう思います。歯石が付きにくいフードやガムなどを状況に合わせて使っていくほうがいいでしょう。

 

Q:口臭が気になって、人間用の歯磨き粉を使用してもいいの?

A:人間用のものは発泡剤が入っているとのことです。ひとは歯磨き後に口をゆすいで、歯磨き粉を吐き出すことができますが、ワンちゃんたちはできません。ですから、使用後飲み込んでも問題のない動物専用の歯磨き粉を、動物病院で処方してもらうことをお勧めします。口臭防止の動物専用の液体歯磨きもありますので、ご利用してみてください。

 

【デンタルケアのワンポイントアドバイス!】

 

すでに咬まれる可能性が高くなってしまったワンちゃんのデンタルケアはあまり現実的ではありません。無理なケアは余計に関係をこじらせたり、危険な目に会ったりするだけです。そうなった場合は行動治療の専門家にまず相談して、ワンちゃんと飼い主様との関係修復が第一です。それよりも、小さなうちから、口を触っても、歯の中を見ても、口の中に手を入れても問題なし!というワンちゃんに育てられるように、しつけに重点をおいていきましょう。

ワンちゃんに歯石がたまった状態で、ご家庭で鉗子などを使って、これを取り除こうとする飼い主様がいらっしゃることがあります。しかし、この歯石は見えている部分だけではなく、歯の根のほうにも付着していますので、動物病院で処置されるのがベストです。動物病院では全身麻酔をかけて行ないますので、そのほうがしっかり除去できます。ぜひ主治医にご相談ください。

【パピー編】
Q:パピー期のママが気を使うべきことはなんですか?
A:小型化が進んだ影響か、骨まで噛み砕くような機会を失った食性の変化のためか、乳歯が永久歯と置き変わらない「遺残乳歯」の状態が非常に多いです。
乳歯のうちはとかくデンタルロープやタオル、ストッキングなどでひっぱりあいっこをして、スムーズな生え換わりの手助けをしてあげましょう。

Q:どうしても幼児期は、口の中に指を入れると嫌がりますよね、嫌がらない方法はないものでしょうか?また、グッズや歯ブラシ系など、根気がいりますよね・・・。
A:口をがばっと開ける必要はないので、下あごを片手でつかんでしっかり固定し、隙間からブラシを入れるようにするとわりとスムーズです。まずはブラシを当てるだけでもほめ、動かせたらほめ、と心理的御褒美をおおげさに与えながら行うと良いですね。少し嫌がっただけで人間が根をあげてしまうと、嫌がればやめてくれるという学習が行われ、次からはもっとおおげさに嫌がるようになります。
早いうちに習慣化してしまうと、人間側にも億劫だと思う気持ちが生まれにくいですよ。

Q:先生!アイデアですが、ガーゼを指に巻いて、そこに蜂蜜やペースト状のフードをぬるのはあり?
A:歯と歯茎の間の汚れを取るのが目的のブラッシングなので、食べ物を塗りこんでは逆効果です。それを栄養に細菌が増えてしまいます。
口腔内の細菌の状態を整え、洗い流す必要のないペーストを動物病院で処方してもらいましょう。

Q:生後半年くらいで、デンタルケアを始めたいではないですか・・・生えたての歯だし歯茎も柔らかいですよね・・・.

A:極小の柔らかいブラシを使用すれば問題ありません。また、健康な歯肉はそうそう出血しません。出血があるなら、若くても歯周病菌の存在が疑われます。病院で診察および口腔ケアの指導を受けたほうが良いでしょう。

【成犬・シニア犬編 遊びながらデンタルケアする方法について】
Q:布製のダンベル形状のおもちゃは有効な手段?
A:あくまでもブラシの補助的な効果ですが、無効とは言いません。

Q:歯が奇麗だと長生きするってホントですか?また唾液との関係はありますか?
A:因果関係をどう取るかですが、歯が悪い、すなわち歯周病菌がたくさん繁殖しているいうことが原因で命を縮めるケースはあります。唾液のpHは個々で異なり、アルカリに偏っている子は歯石になりやすいです。

Q:5歳以上で今までデンタルケアしたこともないので、うちの子は指を入れると私の指を噛むのです・・・。

A:顎したを毛ごと片手でしっかりつかみ、顔が動かないようにして、歯ブラシで歯茎をめくって隙間に歯ブラシを差し込んでブラッシングします。犬を恐れて手を放すと、次からは脅せば手を放すものと、よりいっそうすごむようになります。
一度病院で指導していただいてください。
どうしてもご自宅でのケアが難しければ、動物病院で定期的にブラッシングしていただくのも一つの選択肢です。当院にも週1度のデンタルケアに通われる方もたくさんいらっしゃいます。

Q:口臭が気になって、人間用の歯磨き粉を使用してもいいの?
A:そもそも歯周病菌の状態も、平均的なpHも異なります。また犬猫はゆすぎができないので、ゆすぎの必要なタイプの歯磨き粉は使用できません。

【デンタルケアのワンポイントアドバイス!】
まだ必要のない幼少時から、遊びと一緒にブラッシングを覚えさせるのが最もよく、どんなガムよりもグッズよりも歯ブラシを用いたケアが確実です。
ワクチンなどで通院の機会が多いパピー期に、積極的に動物病院の先生にコツを伺うとよいでしょう。

 

 


 

8月NO,1

Q1:食欲が減った夏から食欲の秋へ変わる時期ですが、一番気をつけなければならないことはなんですか?
Å1:季節による必要な栄養素や栄養要求量(カロリー)に大きな差はありません。病気の場合は別として、食欲がないからといっておやつを増やしたり、人の食事を与えたりするのに加えて、食欲の増加とともにいつもの食事をしっかり食べるとカロリーオーバーになりがちです。特に、ワンちゃんは与えれば、与えただけ食べてしまう傾向にありますので、一定量の食事を与える意識が飼い主の方に必要だと思います。

 

Q2:誰が見ても肥満なうちの子ですが。人間と同様過酷なダイエットをしなくても、適正な体重に戻す効果的な運動を教えていただけませんか?本当は食事を減らすのが一番だと思いますが「ご飯命」なもので・・・。
Å2:犬の場合、犬種によっても様々ですが必ずしも運動不足が肥満の原因になっていないと思われます。もちろん適度な運動は必要です。めやすとしては一日30分程度の散歩は必要でしょう。
しかし、多くの肥満の原因は食事の与えすぎが原因だと思われます。私が経験するのは、おやつを止めただけでもダイエットに成功するケースもありました。ですから、本当に必要なカロリーを把握して、それに見合った量の食事を与えることが重要だと思います。もちろん、カロリー計算は今の体重ではなく、目標(理想)体重に合わせて計算しなければなりませんし、食事の量(かさ)が足りず、満腹感が得られないようであればダイエット用の低カロリー食も効果的です。

Q3:ヒトもペットも肥満(メタボ)は成人病につながるので気をつけたいと思っていますが、なかなか人同様表には出てこないと聞きます。やはり糖尿病、糖尿病による合併症はあるのですか?また、それはどんな症状から表れるのですか?
Å3:肥満による弊害(成人病?)は、糖尿病だけでなく 循環器障害(心臓疾患や高血圧など)や関節・運動器疾患(関節炎やヘルニアなど)、皮膚疾患のリスクも増加させることが分かっています。
 もちろん、犬にも糖尿病はあります。糖尿病の症状として代表的なものは、多渇・多尿・多食・体重減少が多く見られ、肝障害や白内障などの合併症もあります。

 

Q4:最近は7歳くらいからアクティブシニア(高齢)犬?!と言われますが、まだまだうちの子は小さい時のまま愛くるしいのです(笑)犬種によって違いがあると思いますが高齢犬のサインはまずなにからはじまるのですか?
Å4:本当に、犬種やその個人によって様々ではあると思いますが、一般的には運動能力の低下・視力の低下・大きな体重の変化(肥満・痩削)・嗜眠傾向などがあげられるかと思います。高齢犬に多い病気として心臓疾患(僧帽弁閉鎖不全症など)、関節疾患、代謝性疾患(腎臓・糖尿・副腎など)、歯周病、白内障、乳腺腫瘍、悪性腫瘍などが挙げられます。人と同じような病気ばかりだと思います。また、10歳を超えてくると痴呆もあったりします。それぞれ、初期サインは違いますが少しでもいつもと様子が違うようであれば、すぐにかかりつけの病院で見てもらうことや、定期的な健康診断を行って病気の早期発見を心がけることが大切だと思います。

Q5:逆に極度のダイエット管理で痩せすぎの場合、何に影響がありますか?
A5:無理なダイエットを行えば、栄養失調を起こすことが一番問題になると思います。成長期であれば成長不良を起こすのはもちろん、成犬でも免疫機能に悪影響を与える可能性があり、皮膚疾患を起こしたり、神経障害が出ることも考えられますし、倦怠感や食欲不振にも繋がる可能性もあります。

Q6:先生の自由問答
A6:ペットは人から出されたご飯やおやつを食べていることを考えると、肥満はある意味人間が作ってしまった病気とも言えます。まずは、普段のライフスタイルの見直しをしてみてはいかがでしょうか?避妊や去勢をしているのか?食事やおやつの量は適正なのか?運動量と食事量双方から考えてみましょう。もちろん、一人で悩み・抱え込まずにかかりつけの病院でしっかりと相談して、もし肥満傾向にあるようでしたら計画的なダイエットを行ってみてください。早めに、ダイエットを始めることができれば大きな苦労なく実施できますし、無論太らせない(予防)の意識が一番大切だと思います。

9月NO.1

Q1:食欲が減った夏から食欲の秋へ変わる時期ですが、一番気をつけなければならないことはなんですか?
A1: どうしても暑いと食欲が減りますよね、秋になって食欲が増えるというのは、冬にそなえて食べておくという意味では自然なことなのかもしれません。ただ、食べ過ぎて下痢をするという子もいます、脂肪などは体を温めるという意味ではいいかもしれません。
 脂肪自体は高カロリ-ですが、それによって量が減らせれば、全体的なカロリーはむしろ減らせるかもしれません。ただし、もちろんその子によると思います。(肥満犬やたとえば、血中の脂肪があがりやすい子など。)
 寒くなって、食餌量が増えて、肥満なりの問題が起こるのであれば、とりあえず保温は重要だと思います

Q2:誰が見ても肥満なうちの子ですが。人間と同様過酷なダイエットをしなくても、適正な体重に戻す効果的な運動を教えていただけませんか?本当は食事を減らすのが一番だと思いますが「ご飯命」なもので...。
A2:無理はさせないほうがいいと思います。今まで、運動をしていたのならともかく、肥満な上に過度な運動は、急激に体に負担をかける可能性もあり、関節などに負担をかける可能性があります。
 体に負担をかけないという意味では、適度な運動を心がけたほうがいいと思います。これからの時期、老齢犬では日中の運動が勧められます。可能であれば少しずつ、運動量を増やすということは考えられます。
 食餌で言えば、蛋白含有量の多い食事が体の代謝を上げるという意味では効果的だと言われていますが、年齢や状態によっても、どのような食餌がより良いかは、異なるため、運動や食事についても獣医師と相談したほうがいいと思います。

Q3:ヒトもペットも肥満(メタボ)は成人病につながるので気をつけたいと思っていますが、なかなか人同様表には出てこないと聞きます。やはり糖尿病、糖尿病による合併症はあるのですか?また、それはどんな症状から表れるのですか?
A3: 糖尿病による合併症として獣医領域でよく知られているものに、犬では白内障が多発します。(目のレンズ部分が白濁する、猫ではまれ)
 ただ、糖尿病の初期症状は多飲多尿(水をよく飲んで、尿を多量にする)などと言われています。他にも、腎不全など同様の症状を示す病気もあり、その後の症状もどうも、見逃されがちな症状が多いと思います。普段と違うような症状が出たら、動物病院と相談してもいいと思いますし、年をとったら健康診断を受け るということは推奨されると思います。
 人の方では、メタボリック.シンドロ-ムについて、人では現在でも研究が進んでいると思いますが、動物での研究はこれからだと思います。ただ、健康管理全体として言えば、ワンちゃんでも猫ちゃんでも、太りすぎが、内臓に負担をかけるという可能性はあるので、やはり太りすぎには注意したほうがいいでしょう。

Q4:最近は7歳くらいからアクティブシニア(高齢)犬?!と言われますが、まだまだうちの子は小さい時のまま愛くるしいのです(笑)犬種によって違いがあると思いますが高齢犬のサインはまずなにからはじまるのですか?
A4:これは、その子によっても違うかもしれません。うちの子を見る限りですが、どうも散歩をだるがるような感じになりました。その他にも、目つきに力が無くなる、白髪が増えてくるということがありましたが、この辺は犬種やその子にもよるようです。
 ただ、子犬の愛くるしさというのも非常にかわいいですが、飼っていた犬が年をとった時も、長い間つきあった友人という感じで非常に愛情のわくものです。

Q5:逆に極度のダイエット管理で痩せすぎの場合、何に影響がありますか?
A5:猫の場合、ゆっくりダイエットをしないと肝臓に負担がかかると言われています。犬の場合、病気としてそういうことが起こるかどうかはともかく、元々、必要な栄養ということもありますし、皮下脂肪自体が寒冷から守ってくれることなどから、健康な若い動物で運動や適度な食餌療法であれば問題は無いかもしれない にせよ、ゆっくりやっていっていいと思います。

Q6:先生の自由問答
 結びになりますが、食餌療法にせよ運動療法にせよ、その子の体質、季節、年齢などによっても異なると思います。
 したがって、獣医師と飼い主さんが話し合っていくことが重要だと思います。
 また、少なくとも人間の医学領域では日進月歩の世界であり、おそらく獣医領域でも同じことが言えると思います。
 したがって、獣医師側は、進歩していく学問を常に吸収していくバイタリティ-を持つと共に、逆に言うと、同じ子は一頭もいないのだから、これが正しいというのではなく、その子にとっては何が正しいのかを考えていく必要があり、先入感を持たずに物事を考えていく必要があります。目の前の一頭を治すために物 事を考えるということから研究がはじまり、多くの研究結果があります。
 しかし、逆はありません。

 


 

2010,PeikuMagaizne910月号

Peiku Care

どうぶつ病院.jpコラボ企画

6月度NO,1  7月度NO,1 獣医師さんによる 誌面対談

 

【テーマ】

毛・スキンケア(910月号)

Q1:毛や皮膚って人間同様紫外線とかなにか影響あるのでしょうか?

A1: 犬では、日光過敏症で鼻の周りの毛が抜けたり赤くなったりすることがあります。猫では、特に毛が白い子で眼の周りや鼻に扁平上皮癌が出来ることがあります。

 

Q2:シャンプーのしすぎで脂分が失ってしまうと聞きます。普通に室内で暮らしてれば月に何回くらいが適度なのでしょうか?またシャンプーする際に毛とスキンケアで注意する点はなんでしょうか?ラバーブラシで洗ってあげると血行が良くなって健康な皮膚になると聞きましたが・・・。

A2:アトピーなどの皮膚病を患っている場合には週に2~3回。ただしなかなかこの回数をするのは難しいので、最低週に1回はしてもらったほうがよいです。皮膚病もなく健康な子であれば、月に1~2回など飼主さんの無理のない程度で大丈夫だと思います。ブラッシングに関しては、過度にやりすぎると皮膚が荒れやすいため、ラバーブラシやイボ付き軍手でマッサージのようにするとよいです。血行が良くなる=皮膚がよくなることは無いかもしれませんが、ドッグヨガ・ドッグマッサージなどもあるくらいなのでスキンシップという意味では良いことだと思います。

 

Q3:うちの子シャンプーを嫌がるのです・・・おちびの時に無理やり洗ったのがトラウマになったのか・・・嫌がらない方法を伝授していただけませんか?

A3: 全てのしつけに共通していますが、嫌がることに対しては最終的なゴールにいきなり行かない事です。シャンプーを嫌がる場合には、まずはシャンプーをする場所に行っても嫌がらなければ好きなおやつを与える子いうことを繰り返します。それで嫌がらなければ次のステップ。その場所で本人に当たらなくてよいので水やシャワーを流して音などに対する恐怖心をなくします。もちろんこれもおとなしくしていれば、またご褒美を与えます。次に実際足だけでもいいですし水をかけて嫌がらなければまたご褒美。そして全身にかけてみると本当に少しずつのステップを作って、それが出来た場合にはご褒美を繰り返すことで恐怖心ではなく楽しみへと心が変化していきます。これは警察犬でも同じようにいろいろ教えていく方法です。

 

Q4:換毛期は被毛の冬毛の準備と聞きましたが、うちは都内のマンション暮らしです。うちの子(M・ダックス♂5歳)にも換毛期はあるのかしら?その場合飼い主として気をつけることはなんでしょうか?

A4:基本的な夏毛や冬毛は柴犬などの日本犬の特徴です。ダックスなどは洋犬になるので、1年中抜けるといったほうが正しいと思います。もちろん暑い時期には抜け毛は増えると思います。毛穴自体は、成長期と休止期を繰り返していきますので時期によって多少の抜け毛の量は異なってくると思います。

 

Q5:日本の冬は乾燥し、絨毯など化繊が多く静電気など体に影響するのでしょうか?私が冬になると帯電して静電気がひどいので・・・なるべく保湿クリームを塗っているのですが、この子たちを抱いてあげても影響ないのかと思いまして。この子たちも乾燥肌にならないか心配で。

A5:基本的には、静電気によって何かが起こるということは無いと思います。ただしその反応や音が鳴ると驚くことはあるかもしれません。乾燥に関しては、白く細かいフケが多いようだと乾燥しているので保湿のあるシャンプーやスプレーをする必要があります。

 

Q6:先生の自由問答

 当院でも皮膚病で来られた場合、よく聞くのがシャンプーは油をとるからよくないんですよね?ということがよくあります。しかし実際には、皮膚病のひどい子ほどシャンプーを増やしてあげる必要があります。シャンプーの種類も数多くあって、たとえば脂がひどい子には脱脂の強いシャンプー。白いフケが出る子には保湿の強いシャンプー。抗菌物質や抗炎症作用のある成分が履いているものまであります。したがって、自分の飼っているワンちゃんの皮膚の状態をしっかり把握して、どのような種類を使用してどれくらいの頻度でするのかをしっかり主治医の先生に相談したほうがよいと思います。シャンプーのメリットは、体の汚れやアレルゲンをとる。またその成分により皮膚のバリアーを強くすることです。

2010,PeikuMagaizne910月号

Peiku Care

どうぶつ病院.jpコラボ企画

6月度NO,1  7月度NO,1 獣医師さんによる 誌面対談

 

【テーマ】

毛・スキンケア(910月号)

Q1:毛や皮膚って人間同様紫外線とかなにか影響あるのでしょうか?

A1: 人の皮膚で紫外線照射によって、皮膚癌が誘発されるという報告のように、犬での詳細な報告はありません。しかし、外飼いされていた犬の皮膚が硬くなり、一部に皮膚癌が発見された報告があります。犬の皮膚も人と同様に過度の紫外線照射は危険と考えられます。また、お散歩時の紫外線による被毛や皮膚をへのダメージを防ぐ商品も販売されています。

 

Q2:シャンプーのしすぎで脂分が失ってしまうと聞きます。普通に室内で暮らしてれば月に何回くらいが適度なのでしょうか?またシャンプーする際に毛とスキンケアで注意する点はなんでしょうか?ラバーブラシで洗ってあげると血行が良くなって健康な皮膚になると聞きましたが・・・。

A2:ワンちゃんのシャンプーの回数はオーナーさんにより異なり、回数も1週間に1回の方もいれば、1ヶ月に1回の方もおられます。ただ、シャンプーをしてもらう上で注意していることは、ワンちゃんにあった良質のシャンプーを使ってもらうことと使用する温度はぬるま湯(3637℃)をお願いしています。また、すすぎの際は、十分にすすぎ、ドライヤーを使いすぎない(できればタオルドライ)ことがポイントとなります。

 

Q3:うちの子シャンプーを嫌がるのです・・・おちびの時に無理やり洗ったのがトラウマになったのか・・・嫌がらない方法を伝授していただけませんか?

A3: 全身を一度に洗おうとせずに、まずはお尻の方だけとか、部分洗いから、慣らしてもらえばと思います。いきなり顔に水をかけるのは、ワンちゃんがびっくりしてしまうのでやめてください。どうしても部分洗いもできない子は、濡れたタオルで全身を拭いてもらったり、ドライシャンプーを使ってもらうのも1つの方法だと思います。

 

Q4:換毛期は被毛の冬毛の準備と聞きましたが、うちは都内のマンション暮らしです。うちの子(M・ダックス♂5歳)にも換毛期はあるのかしら?その場合飼い主として気をつけることはなんでしょうか?

A4:ワンちゃんの種類にはよりますが、春と秋に毛の抜け変わりの時期があります。飼い主として注意してほしいことは、コミュニケーションの一環として日頃からブラッシングは欠かせないようにしてあげてください。

 

Q5:日本の冬は乾燥し、絨毯など化繊が多く静電気など体に影響するのでしょうか?私が冬になると帯電して静電気がひどいので・・・なるべく保湿クリームを塗っているのですが、この子たちを抱いてあげても影響ないのかと思いまして。この子たちも乾燥肌にならないか心配で。

A5:基本的に良質なごはんを与えてもらえば、全く問題ありません。皮膚の乾燥はバリア機能の低下していることを表します。皮膚のバリア機能を回復するために、サプリメントなどがありますので、かかりつけの先生に相談してみてください。

 

Q6:先生の自由問答

グルーミングをすることで、病気の早期発見が可能と聞きましたが、ほんとでしょうか?という質問をよく頂きます。ワンちゃんに毛玉ができてしまうと、見た目が美しくないだけでなく、皮膚病にさせてしまうなどのトラブルも招きます。グルーミングは毎日してあげてください。毎日グルーミングをすることで、ワンちゃんとのスキンシップがとれ、ワンちゃんはふれられることを嫌がらないようになります。これはワンちゃんとの信頼関係を強くするだけではなく、ふれることで痛がる場所や、しこりをみつけたりと、病気の早期発見にもつながるため、毎日の習慣にしてあげてください。

 


 

2010,PeikuMagaizne78月号

Peiku Care

どうぶつ病院.jpコラボ企画

4月度NO,1  獣医師さんによる 誌面対談

 

【テーマ】

サマーケアについて

Q1:犬はどうやって体温調節しているの?暑さには強いの?

A1: 犬は常に毛皮を着ている状態です。人間は体温が上昇すると汗をかいて体温調節をしますが、犬には汗をかくことができません。足の裏の肉球(パッド)には汗腺はありますが、その他の皮膚には汗腺はありません。つまり、犬は全身から汗をかくことができないので、体温調節があまり上手にできません。ではどうやって犬が体温調節しているかというと、口を開けて、ハアハア呼吸をすることで体温の温度を下げています。みなさんのワンちゃんも散歩の後や夏の暑い時はハアハアしていますよね?もちろん汗による体温調節しているのに比べれば、その効率は悪いですがワンちゃんはそうやって体温調節しているのです。だから、暑さには弱いのです。

 

Q2:飼い主さんは幼少のうちからどんな点に気をつければいいの?

A2:仔犬は成犬に比べて体の生理機能が未発達であり体温調節機能が低いため、熱中症にかかりやすい傾向があります。そのため特に日中の暑さ対策を怠たらずしっかりおこなってください。

 

Q3:サマーケアの室内対策を教えてください。

A3: 夏の昼間、室温管理を怠れば、閉め切った室内の温度は40近くまで上昇することがあります。人間が一緒にいる時は、クーラーや扇風機で室内の温度調節を行うことができますが、問題はワンちゃんをお留守番させる時です。電気代などの金銭的な問題もありますが、夏の外出時はクーラーを入れてあげましょう。もちろん冷やしすぎもよくありませんので27℃くらいの設定でよいと思います。クーラー以外でも室温対策はできるのでそちらも活用しましょう。例えば、カーテンを閉めて日光をさえぎるだけでも、室温の上昇を防ぐ効果があり、窓の外にすだれなどを置いて直射日光を部屋に入れないようにすることも効果的です。ワンちゃんをケージやサークルに入れる時はなるべく涼しく過ごせる場所に移動させてあげましょう。

また、室内の換気をしっかり行ってください。湿気がこもらないよう、室内ならば窓やドアを開けるなどして、家の中を風が通るように工夫しましょう。一般的に換気が悪く湿度が高いほど、熱中症を起こしやすくなります。

 

Q4:サマーケアのお散歩対策を教えてください。

A4: 散歩は早朝か、夕方の日の出ていない涼しい時間帯にするようにしましょう。アスファルトやコンクリートの道路は私たち人間が思っているよりも暑いのです。道路は熱をためやすく、反射しやすくなっています。人間よりも体高の低いワンちゃんは、日差しに加えて反射の熱をあびているためとても暑い思いをすることになります。特にダックスフンドやコーギーなどの足の短く体高の低いワンちゃんは要注意です。また、熱せられたアスファルトの表面温度はとても熱くなっているため肉球(パッド)を火傷してしまうこともあります。できれば土のある公園や草地などを散歩コースに入れてあげるとよいと思います。また、散歩中に途中で休憩を取ったり水を飲ませることも必要です。

 

Q5:サマーケア老犬対策を教えてください。

A5:老犬も仔犬と同様に健康な成犬に比べて体温調節機能が低いため、暑さによる負担が大きくなります。また、心臓病や内臓疾患などの持病をもっている老犬は特に体温調節をうまく行うことができません。特に、急激な温度変化(冷房の効いた部屋から暑い外に散歩に出すなど)にさらさないよう、注意しましょう。

また、老犬は暑さに対する反応が鈍くなり、涼しい場所を探すのをおっくうがってしまうことがありますので、特に注意してあげてください。

 

Q6:暑さに弱い犬種などはあるのか?

シーズー、ペキニーズ、パグ、ブルドッグなどの短頭種の犬は、体の構造上、スムーズな呼吸がしづらく、熱中症になりやすい傾向があります。また、シベリアン・ハスキーなどの北方原産の犬種は厚い被毛を持つため、生まれつき暑さに強くありません。

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2010,PeikuMagaizne78月号

Peiku Care

どうぶつ病院.jpコラボ企画

5月度NO,1 獣医師さんによる 誌面対談

 

【テーマ】

サマーケアについて

Q1:犬はどうやって体温調節しているの?暑さには強いの?

A1: 犬はヒトのように汗をかいて体温調節をすることができません。息をハアハアやって、そこから熱を逃がしています。これをパンティングといいます。夏の風物詩に打ち水がありますね。水が蒸発することで、周囲の温度を奪い、温度が少し下がります。犬はこれと同じ物理現象を利用して、体温を下げています。ですから湿度の高いに日は、いくらハアハアやっても、なかなか蒸発しないので、体温が下がりにくいといえます。つまり、蒸し暑いときには要注意ということになります。庭にいる場合は日陰に避難することも自然にみられる行動でしょう。また、地面を掘って、冷たい土にからだを埋めたりなんていう行動もありますね。

 

Q2:飼い主さんは幼少のうちからどんな点に気をつければいいの?

A2:お宅にいるワンちゃんの品種が、そもそも暑さに強いのか弱いのかを知っておくことは大切ですね。アラスカンマラミュートやシベリアンハスキーなどの北方出身犬は名前からしていかにも暑さに弱そうですよね。

 

Q3:サマーケアの室内対策を教えてください。

A3: ワンちゃんを室内飼育している場合は、暑いときにはエアコンを使うのがいいと思います。朝から暑い日は、「今日は暑いから、エアコンつけてあげなきゃね。涼しくなるから、いい子にお留守番しててね!」となるでしょう。しかし、朝はそうでもないのに、昼からグングン気温が上がるってことありますよね。締め切った部屋に閉じ込められた場合には、熱中症の危険に曝されることになります。天気予報などにも注意し、温度管理はしっかり気を遣ってあげましょう。また、パンティングによって水分を失いますので、水のあげ忘れがないようにしましょう。ショップや通販カタログには涼感グッズがたくさん並んでいますので、それらを利用するのもいいかもしれません。

 

Q4:サマーケアのお散歩対策を教えてください。

A4:真夏の日中にお散歩されている風景をよく目にします。飼い主様は「お散歩させてあげなきゃ、かわいそう」という強迫観念にかられているのではないかと想像します。しかし、やはり気温の低い時間帯を選んでお散歩をされるのがいいですね。ヒトとちがい、ワンちゃんは地面近くを歩いています。上から降り注ぐ直射日光以外にも、地面からの輻射熱で、結構暑いです。特にアスファルトで舗装してある道路では、路面自体も暑いので、足裏パッドのケアも必要でしょう。ロングコートのワンちゃんには、夏にはサマーカットをすると涼しげに見えます。しかし、それがエスカレートして、「丸刈りにすればもっと涼しそう」というのはチョット待ってください!被毛は直射日光を遮る役目もありますので、露出した肌は紫外線により日焼けのように炎症を起こしてしまう恐れもあります。UVケアも含めたスキンケアも大切です。また、夏はノミやマダニなどの外部寄生虫も活動がさかんになっています。お散歩に連れて出るワンちゃんたちは、その予防対策も特に心がけてあげて欲しいですね。動物用医薬品を動物病院で処方してもらっておきましょう。

 

 

 

Q5:サマーケア老犬対策を教えてください。

A5:老犬は新陳代謝も衰え、持病なども増えてきています。若いときとは違います。いたわりと思いやりをもって接してあげましょう。副腎や甲状腺の病気で、皮膚が弱っている場合には、お散歩は控えめにして、暑さによる肌トラブルを避けましょう。小型犬に多い心臓病をもっている場合では、暑いときの運動は、 命を落としかねません。健康維持にお散歩は欠かせないという認識は改め、室内でゆっくり過ごさせてあげることも大切でしょう。

 

6:先生の自由問答

ニュース番組では夏にはよく食中毒事件が報道されますが、ワンちゃんでも食中毒を疑うような症状で来院するケースが増えます。おそらく、落ちているものを拾って食べてしまっているのでしょう。飼い主様がまったくワンちゃんを見ずにお散歩をしている光景を見ます。これでは何を拾って食べてしまうか分かりません。もし拾い癖のある子なら、バスケットマズルをつけてお散歩に行くといいでしょう。この時期には、除草剤や殺虫剤を散布してあり、それを舐めてしまうこともあるようです。怪しいところには近寄らないような散歩コースを設定しましょう。

 

 

皮膚トラブルの多い季節でもあります。温度が上がり、皮膚表面の細菌が増殖しやすいのかもしれません。定期的なシャンプーは欠かさず、異常が見つかれば、主治医に相談しましょう。暑いからといって、びしょ濡れの状態で自然乾燥をさせているというお話をうかがうことがありますが、生乾きは、細菌の増殖を助長すると思われます。シャンプー後はしっかり乾かしてあげましょう。

 

ペットといっしょにいろいろなところに旅行に行く機会も増えるでしょう。開放感に任せて、目の届かないところに放してしまわないように、必ず飼い主様がコントロールできるようにしておきましょう。交通事故や咬傷など、危険は意外と多いものです。念のために旅行先での緊急時に対応してもらえる動物病院を検索しておきましょう。

 

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2010,PeikuMagaizne56月号

Peiku Care

どうぶつ病院.jpコラボ企画

AniMedic CARE&SUPPORT KAUKA 院長 河合 靖

 

Q1:パウ(肉球)について基礎的な知識を教えてください?

A1: 犬、猫、フェレットなどには肉球があり、足の底を保護してくれています。これらのペットの飼い主様には当たり前のようなことですが、この肉球がない動物もいます。代表的なペットとしてウサギが挙げられます。そのため硬いところで飼育されていると、足裏の皮膚が硬くなり、ただれて、足の骨が腐ってしまうことさえあります。それほど足裏を保護してくれる肉球を獲得した動物はラッキーなのかもしれません。猫ではこの肉球は足音を立てずに獲物に近づくために有利で、とてもやわらかくできていて、肉球フェチの飼い主様も多いですよね。

 

Q2:飼い主さんは幼少のうちからどんな点に気をつければいいの?

A2:肉球にかぎったことではないのですが、足先を触れるのに慣らしておくことがとても大切です。基本的に犬猫は体の末端、たとえば、鼻先、耳、尾、それに四肢端(足先)を触れられるのは、本能的に嫌がります。これを幼いうちから慣らしておくというわけです。お家ではネイルケアが必要ですし、病院では足先をもって採血します。足の裏をケガして治療するケースもあるでしょう。日頃の遊びのなかで、足先を触ることを繰り返し、嫌なことではないということを教えていきましょう。そういう意味で、ご自宅で爪切りなどのネイルケアをしておくことはとても重要です。深爪をすれば痛いし、出血もします。練習して、上手に切れるようにしておかなければ、「足先を触られたら、急に痛いことをされた!次からは足は触らせないゾ!」なんてことになりかねません。

 

Q3:パウケアの夏場対策を教えてください。

A3: 熱く灼けたアスファルトには要注意です。炎天下にはお散歩を控えたほうがいいですね。肉球を保護するクリームなどを使用してもいいでしょう。温度と湿度が高いので、細菌やカビの増殖が起こりやすく、四肢端の炎症がよくみられる時期です。とくに帰宅後足洗い場で洗って自然乾燥している場合には、指の間が真っ赤になってくることがあります。洗ったあとは、しっかり乾かしてあげましょう。また、普段からあまりお散歩をしない、室内飼育のワンちゃんは肉球が子犬のように柔らかいままです。暖かくなると開放的な気分にまかせ、旅行やドッグランなどへ出かける機会が増えるかもしれません。しかし、はりきってドッグランなどではしゃぎすぎると、肉球がすりむけてしまうかもしれません。適度に飼い主様のほうで、調整してあげましょう。もう1つ、夏場はマダニが活発に活動する時期です。草むらに入ったときに、指の間の柔らかい部分に吸血されることは多いようです。マダニ駆除剤は定期的に動物病院で処方してもらっておきましょう。

 

Q4:パウケアの冬場対策を教えてください。

A4:通常のアスファルトを歩くのには、それほど気を遣う必要はなさそうです。しかし、雪道を長時間歩く場合には、注意が必要でしょう。前後に保湿クリームなどを塗布するといいかもしれません。最近は聞かなくなりましたが、ストーブの上に乗ってしまって、火傷したというケースもありました。暖房器具には近づけないように対策を立ててください。

 

Q5:老犬パウケアを教えてください。

A5:関節炎などでトボトボ歩くようになると、お散歩によって自然に削れていた爪も、伸び過ぎの傾向になります。とくに前足の親指は地面につかないので、気付くと肉球に突き刺さっていたなんてこともあります。爪は年とともに硬く、切りづらくなってきますので、よく切れる爪切りを用意しておきましょう。また、老齢により、腫瘍の発生もみられるようになります。日頃からしっかり観察眼を養っていきましょう。

 

Q7:先生の自由問答

足裏の病気は圧倒的に外傷が多いです。肉球自体というよりも、皮膚との境界部分がすりむけたり、指の間が赤くなって腫れたり、草のタネなどが刺さったり・・・。しかし、免疫の病気や肝臓病などで、肉球が侵され、特徴的な外観を示すような内科系の病気もあります。犬猫のトレードマークともなっている肉球です。大事に可愛がってあげましょう。

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2010,PeikuMagaizne56月号

Peiku Care

どうぶつ病院.jpコラボ企画

真鍋動物病院 院長 眞鍋 亮

 

Q1:パウ(肉球)について基礎的な知識を教えてください?

A1: 肉球の中には脂肪と弾性繊維でできた組織を含んでいて、動物が歩く時のクッションの役割を担っています。肉球の表面は厚い角質層が発達していてその表面は顆粒状になっています。猫やあまり散歩をしないワンちゃんの肉球は軟らかく、散歩をたくさんするワンちゃんは硬く、ざらざらしています。また、肉球にはよく発達した汗腺があります。これが滑り止めの役割もしています。猫が動物病院にきて診察台に上った時に、興奮や緊張で肉球から汗をかいてしまうことがよくあります。

 

Q2:飼い主さんは幼少のうちからどんな点に気をつければいいの?

A2:幼いころの犬の肉球は正常であれば柔らかくすべすべしています。そのため幼いうちからアスファルトなどの硬い地面、砂利道を急いで走らせると、肉球が傷ついてしまうことがあります。そのため遊ばせる時は、場所(芝生など)を選んで遊ばせましょう。また、非常に稀なケースですが、ハスキーやマラミュートなどの一部の犬種では亜鉛の欠乏により、肉球が厚くがさがさになり、皮膚病になってしまう子もいます。いずれにしても、幼いうちからミネラル、たんぱく質などのバランスの取れた栄養のある食餌を食べさせるようにしましょう。

 

Q3:パウケアの夏場対策を教えてください。

A3: 夏場はアスファルトの散歩に注意しましょう。日中はアスファルトの熱により肉球がやけどしてしまう恐れがあります。できれば朝早く、日が沈んでからなど時間帯を考えて散歩してあげて下さい。また、肉球ケアのワックスも散歩前に使用するとやけどの予防になります。

 

Q4:パウケアの冬場対策を教えてください。

A4:冬場は、乾燥による肉球のひび割れに注意しましょう。ひび割れが起こるとそこに異物がささったり、バイ菌が入ることで化膿することもあります。対策として、肉球ケアのワックスで、散歩に行く前に塗って肉球を保護し、さらに散歩後に足を拭いてから塗ってケアするとよいでしょう。またワックスは、舐めても安心なオーガニック製品を使用することをお勧めします。

 

Q5:老犬パウケアを教えてください。

A5:犬は年を取ればとるほど、肉球の弾力性は失われ、角質化していくと言われています。いままで何もケアしていなかったワンちゃんも毎日の肉球ケアのワックスを使い、潤いを与えましょう。肉球が硬いままだと、床で滑りやすくなり、外傷や骨折、関節のトラブルの原因にもなりかねません。もちろん幼いうちから上記の夏場、冬場対策を行えば、柔らかいひび割れのない肉球でいることもできます。

 

Q7:肉球を痒そうに舐めていることが多いのですがどうしたらいいですか?

夏場(特に梅雨時)に増えてくる肉球のトラブルで、意外と多いのが肉球の皮膚炎です。症状は肉球が痒くなり、赤く腫れ、犬は肉球を舐めるようになります。これは細菌やマラセチアなどの酵母の異常増殖が原因で引き起こされます。基礎疾患としてシーズー、コッカースパニエルなどでは先天性脂漏、柴犬、レトリバーなどではアトピー性皮膚炎が考えられています。そのため犬が肉球を舐めることにより、赤く腫れているのであれば、様子を見ずに動物病院で診察を受けましょう。シャンプーや内服療法により症状は軽減するはずです。また、夏場は特にシャンプー後は足の裏をしっかり乾かしましょう。乾かし忘れは皮膚病の原因になります。

現在、真鍋動物病院では、犬のアレルギー検査をお勧めしています。肉球の痒みがアレルギーの症状であることが多いからです。詳しいアレルギー検査の内容はホームページに載っています。ぜひご覧になってください。

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老犬ケア(白内障・口臭・足腰のマッサージなど) 2010,3・4月号

 

◆紙面対談: AniMedic CARE&SUPPORT KAUKA HOLOHOLONA

院長 河合 靖

Q1:犬種によっても環境によっても違うと思うのですが・・・うちの子がどうなってきたら老犬だと認識すればいいの?

A1: まずは年齢を簡単な指標としてみましょう。小・中型犬は10歳以上、大型犬は7歳以上が老齢と考えていったほうがいいでしょう。見た目には口の周囲からいわゆる白髪が目立ってきて、やがて顔全体に拡大していきます。視力・聴力・嗅覚が低下します。皮膚にはシミやイボが見られるようになります。これらは人と同様なので、分りやすいですね。

 

Q2:その場合、飼い主さんは若い元気なうちからどんなことに気をつければいいの?

A2:小・中型犬は1年に4歳、大型犬は1年に7歳ずつ年をとるといわれています。人では高齢になると健康診断を1年に1回はしますよね。隠れた病気がないか、健康に気をつけるようなことはないか、チェックしてもらうわけです。これと同じことを、ペットにもしてあげることが大切です。つまり、小型犬は年に4回、大型犬では7回くらいの、健康診断を受けるのがいいでしょう。獣医師は飼い主様が気付かないことも指摘してくれるに違いありません。しかし、動物病院に行くからといって、「私は何もすることはない」なんてことは、ありませんよ。食欲や日頃の活動状態などは、病院ではまったく分からない部分です。気になることがあれば、すぐに相談できるような、獣医師との関係を作っておくといいですね。

 

Q3:白内障を予防するには、どんなことに気をつければいいですか?

A3: 残念ながら白内障は老齢性のものについては予防することができません。しかし、進行を遅らせることができる目薬などがあります。どんな病気も早期発見できれば、治療もしやすいことが多いです。日頃から、ペットの目をよく観察し、白く濁ってきていないか、チェックしておきましょう。それが、愛(アイ)コンタクトです!高齢で目のレンズが白く濁るのは白内障と核硬化症です。後者は治療の必要はありません。見た目の区別は付きにくいので、動物病院で診察を受けましょう。

 

Q4:若い時と比べると口臭があるのは免疫の低下?ある程度抑えるための効果的なケアは?

A4:もちろん人同様に、高齢では免疫力が低下します。それによって口臭がひどくなることはあるでしょう。しかし、問題はおそらく、歯石の蓄積によるものが大きいと思われます。歯周病が進行してきているわけです。歯と歯茎の間に膿がたまり、それが悪臭を発してくるのです。定期健診時に、歯科検診も受け、歯石除去の必要がある場合は、処置をしてもらうのがいいでしょう。人と違って全身麻酔が必要ですので、事前に、血液検査、X線検査などを行なうことになると思います。身体検査に比べて、異常が見つかるケースも増えます。またご自宅では、歯磨きを幼いころから続けていれば、歯石が蓄積するまでの期間を延長できます。していなかった飼い主様は、口腔内を清浄化するジェルなどがありますので、動物病院で処方してもらい、歯磨きの前段階として始めていくといいでしょう。

 

Q5:足腰が弱くなってきて、散歩もヨタヨタなんです。お散歩で気を配る点とどんなケアが効果的ですか?例えば温泉浴など・・・。

A5:筋肉が減少し、脂肪にかわっていきますので、歩き方もおぼつかなくなりますね。しかし、それだけではなく、脳や脊髄神経の問題、心臓病などでも、そのような症状が現れますので、「年のせい」「足腰のせい」と甘く考えず、獣医師にご相談ください。心臓が悪いのに、「お散歩は毎日欠かさず行っています」と自慢げに話される飼い主様がいらっしゃいます。場合によっては、よかれと思って日課にしている散歩が、実は寿命を縮める拷問に過ぎないなんてこともあり得ます。特に、炎天下や極寒期でのお散歩は避けましょう。関節が悪くなり、ヨタヨタすることもありますが、この場合は、筋力が低下すると、さらに関節に負担がかかります。冷たくない水を張った浴槽で、歩行訓練をしてあげると、無理なく筋力アップにつながります。マッサージも効果的なこともあります。いずれにしても、主治医とよくご相談のうえ、老体に鞭打ってすることがないようにしてあげてくださいね。Q6:先生の自由問答老齢で特におおく見られる病気は、心臓病と神経疾患、腫瘍です。早期発見、早期治療が基本ですので、日頃の観察やスキンシップが物を言うでしょう。また、老齢には老なりの栄養要求があります。脳の酸化を防止し、ボケ予防の効果もあるフードや、関節の炎症を抑え、不足した成分を補ってくれるようなフードなどが、動物病院には用意されていますので、獣医師にご相談ください。また、免疫力も衰えますので、いままで行なっていたワクチンは、しっかり接種を継続していきましょう。

 

Q1:犬種によっても環境によっても違いうと思うのですが・・・うちの子がどうなってきたら老犬だと認識すればいいの?

A1: まさに、犬種、環境、個体による差が大きくケアの仕方によっても大きく変わるので一概には言えないのですが、今市販されているフードなどがシニアに代わるのは通常の製品で6歳前後だとおもうのですが、今の子は栄養、予防医療とも発達し平均的な寿命も大幅に延び、6歳でシニアというのは個人的には近年のペットには当てはまりにくいかなと考えています。(早い段階でのシニアフードというのは良質のものであれば美観的な問題以外についてはそれほど問題はなさそうですが・・・)

ただ、主観的なことですがやはり年齢が上がると活発さは失われていきますし、元気なんだけどなんとなく毛艶が悪くなってきたなどと言う兆候が小型犬で810歳くらいにかけて出てくる子が多いように思います。

 

Q2:その場合、飼い主さんは若い元気なうちからどんなことを気をつければいいの?

A2:いくつかあると思いますが基本的に長く生きたときのための準備、具体的には習慣づけをしておくことだと思います。

先ほども申しましたように近年ペットは長生きする傾向にありますのでいい状態を維持するには日常のケアが重要ですし、不幸にも治療が必要になった際にはその治療を受け入れさせないとどうにもなりませんので飼い主さんが出来るかというのが非常に重要になります。

何でも受け入れさせるようにする、嫌がってもするべきことはするというのが大事です。

具体的にはいつでも投薬が可能なように(すすんで薬を飲む子はいません)口の中に手を入れられるようにしておくことや、歯磨き(ガーゼ等での拭き掃除でもよい)、点眼の練習、耳掃除などにしっかり慣れさせておくことです。(具体的な方法は主治医に相談してみると良いでしょう)また、普段から病院にも慣れさせておくということがペットにとっても飼い主さんにとっても非常にプラスになると思います。定期的な健康診断を受けておくといいと思います。

特に血液検査のデータなどは健康なときの数字が参考値としてあると病気の早期発見にもつながりますので年に一回、高齢になれば半年に一回は検査を受けられると良いと思います。

 

Q3:白内障を予防するには、どんなことに気をつければいいですか?

A3: 老齢性の白内障であればなかなか予防と言うのは難しいですね。白内障は水晶体内のタンパク質の酸化であり。紫外線などにより活性酸素が発生することによって進行するといわれています。

つまり過度に紫外線に当たることはマイナスになる可能性があります。

また、活性酸素を抑えるような働きをする物質の摂取も有効であるといわれています『ルテイン』というカロチノイドが眼への分布率が高く有効性が高いといわれており、そういったものを含むサプリメントも販売されています。

 

Q4:若い時と比べると口臭があるのは免疫の低下?ある程度抑えるための効果的なケアは?

A4:免疫の低下もありますがそれ以上に歯石の沈着によるもののケースが多いです。

そもそも歯石の原因は口腔内の食べかすに細菌が繁殖し唾液内のミネラルと結合することによります。

コレを防ぐため口腔内の殺菌をするような飲料水に混ぜるような薬や歯磨きペーストにもそういった細菌の繁殖を防ぐような酵素を含んだものがありますので利用すると良いと思います。

付いてしまった歯石の処置はきっちり出来る動物病院でしてもらってほしいと思います。基本麻酔が必要で何かのついでに出来るような処置ではありません、無麻酔での見えている部分だけの処置は歯根での歯石の進行を招くだけで決していい結果にはなりませんので注意が必要です。

 

Q5:足腰が弱くなってきて、散歩もヨタヨタなんです。お散歩で気を配る点とどんなケアが効果的ですか?例えば温泉浴など・・・。

A5:温泉浴ですか・・・悪くはなさそうですがそれが有効だというエビデンスも無いと思います。マッサージに関しては適切な方法でやれば血行も良くすることが出来ますしプラスになると思います。足腰が弱くなるその背景には脊椎疾患などが潜んでいることが多いですし、思わぬ痛みを抱えたまま我慢していることもあります。歳のせいだからとあきらめてしまわず動物病院を受診してください。すこしでも生活の質を上げてあげることが出来るかもしれません。ヨタヨタになってしまった場合途中で歩けなくなり抱っこして帰ることもあるかと思いますその際に気をつけてほしいのが抱き方です。抱きやすいという理由で縦に抱っこする飼い主さんが多いのですが、元々犬の脊椎は人間のように縦になるつくりをしていませんので、縦に抱っこして歩くことによって脊椎疾患を増悪させてしまうことになりかねません。犬の脊椎の方向は基本水平方向ですので背骨が水平になるような抱っこの仕方をしてあげてください。Q7:先生の自由問答高齢のペットを飼う上で気をつけてあげること私が日常の診察を行っているときに高齢のペットの飼い主さんがおっしゃる事に「年齢のせいかと思ていました」と言う言葉があります。もちろんペット動物は飼い主さんよりもはやく老いていきます。が、今目にしている状態は単純に加齢による変化で無いかもしれないのです。治療の開始が遅れれば回復力も落ちてきています。正直もう少し早ければなんて思うこともあります。もちろん本当に「年齢のせい」かもしれないですがあきらめてしまわずなるべく早期に動物病院にかかってあげてください。

〒276-0032

千葉県八千代市八千代台東

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TEL:047-4846103

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【テーマ】

老犬ケア(白内障・口臭・足腰のマッサージなど)

 

◆紙面対談:マイシャ動物病院 院長 坂口秀平

Q1:犬種によっても環境によっても違いうと思うのですが・・・うちの子がどうなってきたら老犬だと認識すればいいの?

A1: まさに、犬種、環境、個体による差が大きくケアの仕方によっても大きく変わるので一概には言えないのですが、今市販されているフードなどがシニアに代わるのは通常の製品で6歳前後だとおもうのですが、今の子は栄養、予防医療とも発達し平均的な寿命も大幅に延び、6歳でシニアというのは個人的には近年のペットには当てはまりにくいかなと考えています。(早い段階でのシニアフードというのは良質のものであれば美観的な問題以外についてはそれほど問題はなさそうですが・・・)

ただ、主観的なことですがやはり年齢が上がると活発さは失われていきますし、元気なんだけどなんとなく毛艶が悪くなってきたなどと言う兆候が小型犬で810歳くらいにかけて出てくる子が多いように思います。

 

Q2:その場合、飼い主さんは若い元気なうちからどんなことを気をつければいいの?

A2:いくつかあると思いますが基本的に長く生きたときのための準備、具体的には習慣づけをしておくことだと思います。

先ほども申しましたように近年ペットは長生きする傾向にありますので

いい状態を維持するには日常のケアが重要ですし、不幸にも治療が必要になった際にはその治療を受け入れさせないとどうにもなりませんので飼い主さんが出来るかというのが非常に重要になります。

何でも受け入れさせるようにする、嫌がってもするべきことはするというのが大事です。

具体的にはいつでも投薬が可能なように(すすんで薬を飲む子はいません)口の中に手を入れられるようにしておくことや、歯磨き(ガーゼ等での拭き掃除でもよい)、点眼の練習、耳掃除などにしっかり慣れさせておくことです。(具体的な方法は主治医に相談してみると良いでしょう)

また、普段から病院にも慣れさせておくということがペットにとっても飼い主さんにとっても非常にプラスになると思います。定期的な健康診断を受けておくといいと思います。

特に血液検査のデータなどは健康なときの数字が参考値としてあると病気の早期発見にもつながりますので年に一回、高齢になれば半年に一回は検査を受けられると良いと思います。

 

Q3:白内障を予防するには、どんなことに気をつければいいですか?

A3: 老齢性の白内障であればなかなか予防と言うのは難しいですね。白内障は水晶体内のタンパク質の酸化であり。紫外線などにより活性酸素が発生することによって進行するといわれています。

つまり過度に紫外線に当たることはマイナスになる可能性があります。

また、活性酸素を抑えるような働きをする物質の摂取も有効であるといわれています『ルテイン』というカロチノイドが眼への分布率が高く有効性が高いといわれており、そういったものを含むサプリメントも販売されています。

 

Q4:若い時と比べると口臭があるのは免疫の低下?ある程度抑えるための効果的なケアは?

A4:免疫の低下もありますがそれ以上に歯石の沈着によるもののケースが多いです。

そもそも歯石の原因は口腔内の食べかすに細菌が繁殖し唾液内のミネラルと結合することによります。

コレを防ぐため口腔内の殺菌をするような飲料水に混ぜるような薬や歯磨きペーストにもそういった細菌の繁殖を防ぐような酵素を含んだものがありますので利用すると良いと思います。

付いてしまった歯石の処置はきっちり出来る動物病院でしてもらってほしいと思います。基本麻酔が必要で何かのついでに出来るような処置ではありません、無麻酔での見えている部分だけの処置は歯根での歯石の進行を招くだけで決していい結果にはなりませんので注意が必要です。

 

Q5:足腰が弱くなってきて、散歩もヨタヨタなんです。お散歩で気を配る点とどんなケアが効果的ですか?例えば温泉浴など・・・。

A5:温泉浴ですか・・・悪くはなさそうですがそれが有効だというエビデンスも無いと思います。

マッサージに関しては適切な方法でやれば血行も良くすることが出来ますしプラスになると思います。

足腰が弱くなるその背景には脊椎疾患などが潜んでいることが多いですし、思わぬ痛みを抱えたまま我慢していることもあります。

歳のせいだからとあきらめてしまわず動物病院を受診してください。すこしでも生活の質を上げてあげることが出来るかもしれません。

ヨタヨタになってしまった場合途中で歩けなくなり抱っこして帰ることもあるかと思いますその際に気をつけてほしいのが抱き方です。

抱きやすいという理由で縦に抱っこする飼い主さんが多いのですが、元々犬の脊椎は人間のように縦になるつくりをしていませんので、縦に抱っこして歩くことによって脊椎疾患を増悪させてしまうことになりかねません。犬の脊椎の方向は基本水平方向ですので背骨が水平になるような抱っこの仕方をしてあげてください。

 

Q7:先生の自由問答

高齢のペットを飼う上で気をつけてあげること

 

私が日常の診察を行っているときに高齢のペットの飼い主さんがおっしゃる事に「年齢のせいかと思っていました」と言う言葉があります。

もちろんペット動物は飼い主さんよりもはやく老いていきます。

が、今目にしている状態は単純に加齢による変化で無いかもしれないのです。

治療の開始が遅れれば回復力も落ちてきています。

正直もう少し早ければなんて思うこともあります。

もちろん本当に「年齢のせい」かもしれないですがあきらめてしまわずなるべく早期に動物病院にかかってあげてください。

〒592-8334

大阪府堺市西区浜寺石津町中2‐9‐20

TEL:072‐243‐2210

 

      

 

 


 

 


 

 


 

 

【テーマ】フェイスケア(眼・眼のまわり・耳)2010,1・2月号

 

◆紙面対談: AniMedic CARE&SUPPORT KAUKA HOLOHOLONA

院長 河合 靖

Q1:特に小型犬に絞って質問します。

まずは、7歳くらいから白内障ははじまってくるのでしょうか?

A1:そうですね。白内障は原因などにより分類されているのですが、老齢性白内障はその頃から認められることが多いですね。ただし、ちょうどその頃から同じように水晶体が白く濁ってくる核硬化症という、病気ではなく、老化現象も始まるので、これを白内障だといってご来院されるかたもいらっしゃいます。この区別は動物病院で診察を受けるべきでしょう。また、白内障でも、若くして始まるものも、傷が原因だったり、糖尿病が原因で起きたりするものもあります。

 

Q2:その場合、飼い主さんは若い元気なうちからどんなことを気をつければいいの?

A2:まず獣医師からお願いしたいのは、小さいうちから、眼の周りを触っても嫌がらないように、しっかりしつけをしておいてほしいということにつきます。検査を嫌がったりすれば、診断できません。点眼を嫌がれば、治る病気も治らないということになります。そのうえで、眼の輝き、白目の充血、眼をショボショボしていないか、眼やになどについて、お顔をみるたびに、観察してあげましょう。

 

Q3:眼が大きくて出目金の子は、どんなことに気をつければいいですか?

例えば、眼の表面が傷つきやすいでしょう・・・。

A3:そうですね。眼の周りに毛が多い場合は、それが眼に入って、傷つけることもありますので、定期的にカットに出したり、まとめて結わいたりというケアが必要でしょう。意外とまばたきにも苦労があるようなので、ときどき眼を閉じた状態で、軽くマッサージをしてあげるといいでしょう。涙には水っぽい成分と油っぽい成分があります。水と油の関係で、油の成分が水の上に油膜を張ることで、水分が蒸発しにくくしているようです。マッサージすることで、この油の成分の分泌を促すことが期待されます。ただし、強く抑えると、神経を介して心臓にも影響を与えてしまう恐れがありますので、注意してくださいね。

 

Q4:出目金タイプは、涙が多く出て、涙焼けに苦労している飼い主さんも多いはず?

うちの場合は、シーズーなのでしょっちゅう涙をティッシュで拭いているけど・・・

それで本当にいいの?でもお陰で涙焼け知らずで、綺麗なお顔ね~と褒められますが。

A4:とてもいいことだと思いますよ。すばらしい飼い主さんですね。シーズーやトイプードルなど涙焼けの多い種類で、目の周りがきれいなのはひとえに飼い主様のケアの賜物です!いろいろな成分の入いった専用のコットンも市販されていますね。でも、目に入らないようにするのと、あまり気合を入れてゴシゴシやらないほうがいいみたいです。病的な場合は、目頭にある、涙を回収するところ、涙点というんですが、それを移動させるような手術もあります。でも、その前に涙が多く出る原因を調べることになります。

 

Q5:タレ耳のワンコ必見!イヤークリーニングを怠るとどんな病気になるの?

A5:もっとも多く見られるのが、マラセチアという酵母菌の仲間が増殖して起こる、外耳炎ではないでしょうか。真っ赤になって、異様な臭いが立ち込めるようになります。ひどくなれば、耳の皮膚が石畳みたいになって、それがどんどん厚みを増していきます。でも最近気になるのは、熱心な飼い主さんが、とことんきれいにしようと、綿棒でゴシゴシやって、それがきっかけで、バイキンが入って炎症を起こすなんていうこともあります。

 

Q6:イヤークリーニングの適切な方法を教えて!しかも簡単に・・・。

A6:健康な耳のクリーニングは動物病院で処方される洗浄液を入れて、耳の根本をくちゅくちゅやって、頭を振らせて、出てきた汚れを拭きとる。これがイチバン、だと思います。ただし、炎症がある場合には、鼓膜が破れていることもありますので、まず動物病院で診察を受けてからです。イヤークリーニングも耳を触れない場合には、できませんから、これも飼い主様の日頃のしつけが大切ということになります。

 

Q7:先生の自由問答

アトピーの症状が唯一耳に出ることもあります。アトピーは全身の問題ですので、全身のスキンケアという視点も、イヤーケアには必要ですね。

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【テーマ】フェイスケア(眼・眼のまわり・耳)

 

◆紙面対談:マイシャ動物病院 院長 坂口秀平

Q1:特に小型犬に絞って質問します。
まずは、7歳くらいから白内障ははじまってくるのでしょうか?
若年性白内障のものを除くと
そのくらいからはじまる子も居ると思います
ただ、飼い主さんが見た目に異常を感じられるのはそれなりに進行してからのほうが多いです。


Q2:その場合、飼い主さんは若い元気なうちからどんなことを気をつければい
いの?
白内障に関しては抗酸化サプリメントのようなものが有効という話もありますが
残念ながら予防するのにこうすればいいという明確な方法はありません
しいて言えば飼い主さんがなるべく早く気付いてあげることではないかと思います

治療に関しても進行を遅らせる目的の点眼薬がありますが確実な効果は期待できない様です
完治には手術が必要です


Q3:イヤークリーニングを怠るとどんな病気になるの?
外耳炎になります
外耳炎は細菌性のものやマラセチアと言う酵母によるものなどが代表的です
強い炎症と痒みを伴うことが多く結果的に外耳炎から耳介部分に血液が溜まり腫れてしまう耳血腫になったりや、炎症が長引くと耳道の軟骨に
カルシウムが沈着してカチカチになってしまうこともあります

そこから中耳炎や内耳炎になることはごく稀です(外耳と中耳は鼓膜で仕切られているため)

 

Q4:イヤークリーニングの適切な方法を教えて!しかも簡単に・・・。
洗浄が一番です
外耳道に洗浄液を入れ耳道軟骨(耳の穴の下のほう指2~3本分くらい)をもむように洗い
浮き上がった汚れをカット綿で拭きとる、もしくは頭を振らせて飛ばします
これを汚れが出なくなるまで繰り返します
(余程鼓膜に近い部分に炎症があったり鼓膜が破れていない限りこの処置で中耳炎になることはありません)

また、耳道内の毛が多く汚れが残りやすいこの場合は毛を抜いてあげる処置が必要なこともあります
洗浄液はそれぞれの状態に応じたものがありますので動物病院で相談してください
綿棒は奥までは届かないし、動かれると危険なので使用しないでください


Q5:先生の自由問答
目の病気、耳の病気は病院で一回処置をしてそれでOKというものは殆どありません
目のケア(点眼や洗眼)や耳のケアに関しては飼い主さんが継続的に処置を続けるというのが非常に重要です
『嫌がるから出来ない』『させてくれない』では済みません
飼い主さんがしっかりリーダーシップを執りそういったケアを受け入れさせるしつけが非常に大事になります
是非普段から目の周り耳の周りを触り、日常的にケアしてあげることがいざ悪くなった時に非常に役立つと思います

 

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2009,11・12月号

 

Q:パピー期のママが気を使うべきこと

先生:飼育しはじめの、二カ月令でも、その時点から歯のケアは行うべきなんですね。その理由は、今から始めようと思いたった時期には、もうすでに遅かったりする場合があるのです。小さい時から始めれば大きくなってもそれを習慣として、犬として問題なく受け入れてくれます。今は、多くの方が小型犬を飼ってらっしゃいます。小型犬は頭が大きくて、口が小さくて歯も小さい。構造上歯が悪い犬が増えてきます。それをそのままにしておくという事は、飼い主としていかがなものかなと私は思います。自分のペットを健康でできるだけ良い状態で育て、飼養管理していきたいと思うのであれば、当然歯のケアは必要であると考えるべきでしょう。

 

Q:どうしても幼児期は、口の中に指を入れると嫌がりますよね、嫌がらない方法はないものでしょうか?また、グッズや歯ブラシ系など、根気がいりますよね~(笑)

先生:それほど根気はいらないと思います(笑)実はテクニックを覚えれば、そんなに根気もいらなくなります。口の中に指を入れられることが苦痛ではないという指の入れ方・・・。普通ヒトの太い指を入れられれば子犬の時で口が小さいから、誰だって嫌がりますよ(笑)そういう状態を何回も続ければ、犬だって誰だって嫌がりますよ(笑)

①口の中においしそうな、匂いのついたものをくっつけながら、口の前に持ってきて口の周りを触ってあげる。

②それに慣れてくれば、人の指はけして悪いものではないということを覚えます。

③その次に指を口の中に入れ、強引に奥の方に指を突っ込まなければ、それほど嫌な気持にならない。

④それを繰り返していくと、その指がすごく良いものになる。良いものになるといっても、決しておもちゃではない良いものにする。そこがポイントかもしれません。

 

Q:先生!アイデアですが、ガーゼを指に巻いて、そこに蜂蜜をぬるのはあり?

蜂蜜でも缶詰のフードでも汁でも、その子が普段から目の色が変わるものなんかいいでしょうね。

はい、その子が好きなものであればかまいません。Q:生後半年くらいで、デンタルケアを始めたい・・・生えたての歯だし歯茎も柔らかいですよね、その時から始めた方がいいのですね。今言ったガーゼを指に巻く方法は、どうでしょうか?

先生:ガーゼも使い方によります。ガーゼのザラザラ感は歯垢を取るのには便利です。口の大きさにもよりますがガーゼを歯茎に強く押し付けて擦ったりするのは、あまり良くはないですね。

 

【Peikuワンポイントアドバイス!】

ガーゼを用いる場合は、歯茎にあてずに歯にあてましょう!

 

小さい時にケアをしていれば、どの位の強さでやれば、歯茎から血が出ないとかのノウハウがママにもできてきます。それを人間の都合だけで、ゴシゴシ手早くしようものなら、犬は嫌がるし歯茎にとっては良くありません。

歯垢のとり方ですが、そういう状況でとるとしても、人間の歯の形と犬の歯の形とは、あきらかに違いがあります。

犬の歯は尖っています、人の歯は四角い臼状です。全部が全部キレイに歯垢がとらなくてはと思わなくてもいいのです。今日は取れなくても明日取れればいい、継続することが重要でいつも歯茎が健康で歯は奇麗である、という状態を望めば、毎回毎回ブラッシングでキレイにしようと思わないことが良いのではないでしょうか。

 

Q;5歳以上のワンコで、先生から見て何%のペットが麻酔をかけて歯垢除去を必要とするペットの割合は?

そうですね、麻酔をかけてまで必要とするペットは10%くらいでしょうか。というのは、今の間に一生懸命ケアすれば、麻酔をかけてまで歯石処置をする必要はないですよ!と言うレベルは35%はおられると思います。前の歯の表面はきれいだけれど奥の方の歯だけ歯石が付いてしまう歯垢がついているレベルは全体の60%位はおられると思います。

 

【遊びながらデンタルケアする方法について】

大型犬は、奥歯で噛む習慣がありますが、小型犬は先ほど言いましたように構造上あまり噛むという動作を小さい時からあまりしていません。またそういう動作の遊びはあまりしないですね。そのため余計に奥歯の方を使わないということになってしまっていますね。だからうまく奥歯で遊ぶような遊び方をするということは必要ですね。

 

Q:布製のダンベル形状のおもちゃは有効な手段?

それはわるくないです。だけど引っ張り合いも引っ張りすぎると良くないので注意を。

 

Q:歯が奇麗だと長生きするってホントですか?また唾液との関係はありますか?

歯がよごれていて、歯周病になっていると、心臓や腎臓に悪い影響があることがあります。

唾液がしっかりと出る必要があるというのは人もペットも同じです。唾液の中にも免疫の力がありますので、唾液がしっかり出る方がもちろん虫歯が少ないのですね。ヒトの場合には虫歯ですが、犬の場合には歯周病が少ないのです。

 

Q:5歳以上で今までデンタルケアしたこともないので、うちの子は指を入れると私の指を噛むのです・・・。

先生:まず噛む場合は、布製のおもちゃなどで代用することですね。

遊びを通してコミュニケーションを取りながら、前文のように口に近づけて・・・蜂蜜を塗って・・・など指に対する警戒心を解くことからはじめてみてください。

 

Q:口臭が気になって、人間用の歯磨き粉を使用してもいいのか?

これは、やめておいたほうが良いでしょう。歯磨き粉自体が悪いのではなくて、あの匂いは人間が好むように作ってあります。犬が好むように作っておりませんので、噛みなさいと犬に渡しても関心を示さないというのが正直なところです。逆に好きだったおもちゃが歯磨き粉によって嫌いになるかもしれませんよね。

 

【ペットが好きな匂いなどの使い、楽しく、そして継続的に!これがデンタルケアの秘訣】

 

 

【井本先生プロフィール】

井本史夫(いもと ふみお)
横浜市青葉区にある井本動物病院の院長先生。1945年、兵庫県三木市生まれで、帯広畜産大学卒。3歳よりネコと寝起きを共にし、小学生から中学生のころの泳ぎ相手はイヌ。大学時代はアパートでウサギを飼育、研究室ではニワトリの世話をし、走っているウマの応援が好きな虎ファンと、まさに動物づくしの人生を送っている。

NHK教育テレビ「趣味悠々犬と暮らしを楽しもう」、NHKBS2「ペット相談」他に出演。
井本動物病院 http://imoto-ahp.com/

日本ドッグマイスター協会:理事長

ヒトと動物の関係学会(HARS):常任理事

 

「著 書」

「集合住宅でペットと暮らしたい」(集英社)「間違いだらけの室内犬選び・育て方」(講談社)など

 


 

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Peikuケア 7・8月号

夏バテ予防対策


★ワンコは暑さに弱い!?

ワンコは寒さに強い動物ですが暑さに対しては非常に弱いのです。ワンコは人間のように汗をかくことができません。肉球にしか汗腺をもっていないので簡単に体温調節ができないのです。平熱も38.5度前後と人間より高めなので、簡単に体温が40度を超えてしまいます。

ハァハァと口をあけて苦しそうに息をするのは、空気の出し入れによって体温を少しでも下げるためです。また、特に暑さに気をつけなければいけないワンコはパグ、ブルドッグ、シーズー、ペキニーズなどの短頭種(短吻種)です。短頭種のワンコは首の部分が圧迫されていて喉が狭く上手に体温をさげる為の呼吸がしずらいのです。太り気味、肥満傾向のワンコは脂肪が首周りにつくため気管が圧迫されて喉を通る空気の量が少なくなりその結果体温を下げにくくなります。太り気味、肥満傾向のワンコは食生活に気をつけてあげましょう。その他に犬種に関係なく子犬、高齢犬は夏の暑さに自力で対処できないので注意が必要です。

★お散歩での注意

 暑い時間帯はワンコを連れて出かけないようにしましょう。日中のアスファルトは熱くなっていてやけどをしてしまいます。アスファルトを触って、熱くないかをチェックしましょう。ワンコに靴をはかせるのもやけど予防になります。
●散歩は早朝か温度の下がった夕方にしましょう。
●散歩は長距離しない。
●日陰のあるところを歩くようにしましょう。
●ワンコの洋服を濡らして着せてあげる。
ワンコの体調、年齢を考慮してお散歩をする。無理をして外に連れ出さない。
キャリーバッグに入れて外出する場合は、キャリーバック専用のクールマットや保冷剤やアイスノンをタオルにくるんだものなどを底に敷いてあげましょう。 
ワンコは人間より地面に近い所を歩いているので熱の影響を受けやすく、私たち人間よりずっと暑い思いをしています。また、こまめに水分補給をして脱水症状にならないように気をつけましょう。
夏の暑い日にワンコを連れて外に出かけるときは、十分に注意しましょう。
★忘れてはいけないこと!!
 脱水症状により、体温の調節ができなく
なってしまうことがあります。外出した
場合も必ず飲み水を用意し、いつでも
水分補給ができるようにしましょう。
★暑さ対策として

これから梅雨があけて暑さが増してきます。室内は直射日光が当たらないからといって油断してはいけません。閉め切った室内は想像以上に暑くなります。できるだけ室内の温度23度~25度、湿度を50%に近づけてあげましょう。
●留守番の場合はエアコンをつけて出かける。
(扇風機のみの利用は汗をかかない犬にとって涼しいとは感じません扇風機だけでなくエアコンとあわせて利用すると効果は上がります。)
●市販のクールマットをおいてあげる。
●市販の保冷剤を首にまいてあげる。
●いつでも水が飲める環境にしておく。
●日の当たる窓はカーテンを閉める。

 屋外でワンコを飼っている場合は直射日光の当たる場所には繋がずに日陰があり風通しのよい所に小屋を置いてあげましょう。ただし、時間帯によって日陰の位置がかわりますので注意してあげてください。コンクリートの上は熱を持ちやすいので土のある場所にいられるようにする水をまいて地面を冷やしてあげるなどの工夫をしてあげましょう。暑さが増す時間帯だけでもワンコを室内にいれてあげましょう。
屋内と同様に屋外であっても脱水症状にならないように、飲み水を欠かさないようにしましょう。
★車でのお出かけ

 これからの時期ワンコを
連れてドライブや旅行に行
」かれる際、閉め切った車内にワンコを置いて行ってはいけません。夏だけでなく春や秋も車の中は想像以上に高温になることもあります。「少しの時間だから・・・」、「くもっているから・・・」と油断してはいけません。
★ちょっとひと工夫

 本来であれば自然と抜けるはずの被毛も家の中で飼われているわんちゃんには自然界の様な温度差が無いため人間が手を貸してあげる必要があります。ブラッシングをこまめにして抜けずらい毛を取り除いてあげるとかおもいきってサマーカットはどうですか?(トリマーさんに相談して下さい)
 わんちゃんは全身が被毛で覆われているので人間がセーターを着ているのと同じ状態です。わんちゃんの被毛はオーバーコートとアンダーコートの2重になっていて春と秋に換毛期がありますが2重(オーバーコート+アンダーコート)になってなっている犬種をダブルコート、オーバーコートのみの犬種をシングルコートと言います。

●ダブルコートの犬種 
コーギー、柴犬、ポメラニアン、シェットランド・シープドッグ、ミニチュアシュナウザー、レトリバー、GL・レトリバー、スピッツ、ボーダーコリー、シベリアンハスキー、秋田犬など

●シングルコートの犬種
ヨークシャーテリア、マルチーズ、チワワ、M・ダックス(スムース)、プードル、パピヨン、ボクサー、グレイハウンド、グレートデンなど

被毛によっても暑さの感じ方が違いますが体の作りによって特に暑さに弱い犬種がいます。その犬種は鼻のつぶれている短頭種で(パグ、ブルドック、シーズー、ペキニーズなど)短頭種のわんちゃんは首の部分が圧迫されていて喉が狭く上手に体温をさげる為の呼吸がしずらいのです。
 この様に犬種によって暑さに弱いタイプは違いますがいろいろな暑さ対策のグッズを使ったりわんちゃんといっしょに楽しみながら暑い夏を元気に乗り切っていきましょう!

★熱中症

熱中症とは
 ワンコの皮膚には汗腺がないため、人間のように汗をかいて体温を下げることができません。ワンコが口をあけてハァハァと呼吸しているのは、少しでも体温をさげるためです。しかしこれは、体温を下げるには効率が悪く気温が高い時にはワンコの体温はなかなか下がらず、40℃を超えてしまいます。このような高熱による障害を熱中症といい、ひどいものを日射病といいます。すぐに体温を下げてあげないと死亡してしまう場合もあります。

熱中症の症状
 飼い主さんは、ワンコの熱中症の症状を見逃さないようにしてあげましょう。
●ハァハァとあえぐような呼吸になる。それにともない大量のよだれがでます。
●元気がなくなり、ぐったりする。
●足元がふらつく。
●体温40℃を超え、脈拍が速くなる。
●目の充血、口の粘膜が鮮紅色になる。
●嘔吐や下痢、痙攣・発作をおこす

熱中症の応急処置方
熱中症は、命に関わる怖い病気です。ワンコが熱中症の疑いがあるようでしたら応急処置をしてすぐに病院に連れて行ってあげましょう。

●外であれば、風通しのよい涼しい場所にワンコを 連れて行きましょう。
●体に水をかけたり、水でぬらしたタオルで体を覆 ってあげたりして体温を下げてあげる。(氷水な どの冷たすぎる水はかけない)
●水を少しずつ飲ませる。飲めないような場合は口 を濡らせてあげます。一度に大量に飲ませること は嘔吐の原因にもなります。
●獣医師の指示を受け、動物病院へ連れて行く。

熱中症の場合、ワンコの体温をいち早くさげてあげて水を飲ませる。なお、脱水症状になると、水を飲ませるだけだと体が水分を保留できず、尿としてそのまま体外に排泄されてしまうので緊急の場合はナトリウムが含まれた体に吸収されやすい人間用のスポーツドリンクを与えてもいいでしょう。ただし糖分が多いため、与えすぎには注意してください。

 

 

 


 

Peikuケア 1.2月号

ワンコのダイエット

毎日のお手入れはおこたってはいけません!
トラブルになってからでは遅いと言うことで、Peikuケアから愛犬と快適で楽しい日常生活が送れるように、

ペットオーナーがケアについて考えるきっかけになればと情報をお届けします。

 

冬の対策として、外せないのは “ダイエット”です!運動不足だけでなく、栄養の偏りや栄養過多でワンコが大きくなっていませんか?

人間界は、メタボ対策やサプリメントなどと見直されています。ワンコもそんな時代になっているようですね。犬にもダイエットが必要と

いうことです!ライオン製品のレトルトパックのペットフード『うちの子想い 低カロリー膳 愛犬用』の3アイテムと愛犬用スナックの

『うちの子想い 0(ゼロ)脂ボーササミ』3品のご紹介します。

 

★こんな症状は要チェック!あなたのワンコは大丈夫?

・胴回りのくびれがない、首や肩、背中の皮膚をつまんで下脂肪の厚みが厚い

・皮膚や耳の汚れ、臭いが気になる

・後ろ足が外側を向くようになった

・散歩で息が切れたり、走るのがつらそうになった

 

★ワンコのダイエット

 

 

 

今まで取り組んできたダイエット方法は、食事の量や内容を変える・与え方を変えるほかダイエットフードを与えるなどが多いかと思います。あまり肥満が進行しちゃってると、運動による減量は関節や筋肉を傷めてしまうこともあるそうです。想像できますよね。重症になってくると寝たきりになっちゃうケースも。体を支えきれなかったら無理です。だから、早めに生活習慣(食事と運動)を変える必要をあるのです!

重度の肥満の場合には減量食(処方食、低カロリー食など)と、特別な運動(水泳など足腰に負担のない運動)で時間をかけてゆっくり体重を落とそう。

過度の食事制限はとても危険!必要な栄養素(水分、ビタミン、ミネラルなど)が足りなくならないように注意してね。徐々に取組み、焦りは禁物です。

 近年ペットの肥満は増加傾向にあり、ペットオーナーの半数以上の方が愛犬の肥満を気にしています(2007年ライオン調べ)。20084月より、40歳以上の成人を対象にした〝メタボリック特定健診〟が義務付けられており、ペットの肥満に対する関心も更に高まっています。

「肥満」が気になる愛犬のダイエットに配慮した「低カロリー」設計で、鶏のササミに野菜風味をプラスし「おいしさ」を兼ね備えたレトルトパックのペットフード『うちの子想い低カロリー膳』シリーズから『愛犬用』として、『焼きササミ&赤野菜ご膳』『焼きササミ&黄野菜ご膳』『焼きササミ&緑野菜ご膳』の3アイテムがあります。ライオンから美味しく低カロリーな商品を紹介します

 

★美味しくて低カロリー レトルトパック『うちの子想い 低カロリー膳』

 

1.ペットのダイエットに配慮した低カロリー設計(1袋当たり約40㌔カロリー)

2.良質のタンパク質であるカツオをベースに野菜スープでじっくり煮込んだレトルトパック入りのウェットタイプの

ペットフードです。

3.ペットの健康をサポートするキトサンオリゴ糖を新配合

4.香ばしく焼き上げた切り身をトッピング

★ワンコ用スナック『うちの子想い0(ゼロ)脂ボーササミ』

 

1.鶏のササミで野菜をサンドした柔らかな食感

2.3種のヘルシー野菜の風味の品揃え

カロテノイドを含む『赤野菜入り』、β-カロテン(カロチン)を含む『黄野菜入り』、食物繊維を含む『緑野菜入り』の3つのヘルシー野菜の風味を品揃えしました。

3.着色料不使用

1本あたりのカロリーはわずか10㌔カロリー。

・肥満が気になる愛犬に最適な成分を配合。

◇L-カルニチン・・・・・・体内の燃焼をサポート。

◇テアニン・・・・・・コレステロールに配慮。

・ヘルシー野菜をやわらか鶏ササミでサンドしました。

・赤・黄・緑の色は天然の野菜によるものです。

 

 

★L-カルニチンの働き

脂肪は酵素により脂肪酸に分解され、細胞内に取り込まれて、燃焼しエネルギーとなります。この時、脂肪酸が細胞内に取り込まれる手助けをするのがアミノ酸の一種であるL-カルニチンです。

・L-カルニチンが不足すると、脂肪酸が細胞内に取り込まれないため、エネルギーとして使われずに脂肪へと再合成されます。テアニン(アミノ酸)配合で、コレステロールに配慮!

 

★テアニンとは

 

緑茶に含まれるアミノ酸の一種で、心身をリラックスさせる効果がよく知られています。ライオンでは、元日本獣医畜産大学内科教授、内野先生との共同研究により、テアニンが犬のコレステロールを低下させることを確認しました。(ライオン特許出願中)

・赤野菜入り・・・健康に配慮してカロテノイドを含むトマトと赤ピーマンを配合しました。

・黄野菜入り・・・・健康に配慮してβ-カロテン(カロチン)を含むかぼちゃとにんじんを配合しました。

・緑野菜入り・・・・健康に配慮して食物繊維を含むほうれん草とブロッコリーを配合しました。

 

 

 


 

 

Peikuアドバイス11.12月号

デンタルケアー

毎日のお手入れはおこたってはいけません!
トラブルになってからでは遅いと言うことで、Peikuケアから愛犬と快適で楽しい日常生活が送れるように、

ペットオーナーがケアについて考えるきっかけになれば・・・ということでワンコのケア情報をお届けします。
歯から体の健康を守ってワンコからパワーをもらいたいですよね!ワンコは噛むことであごの筋力がUPし、

ストレスも発散できて一石二鳥!
人間界も高齢化していますが、ワンコもそんな時代になっているようですね。歯も大切にしてあげてください。

ライオン製品のオーラルケアと、尿で癌が発見「Pee Check!」でお届け!

 

デンタルケア

ワンコは自分で歯を磨けないから厄介なんだよね・・・
歯垢を放置しておくとそれが歯石となり、やがて恐ろしい歯周病の原因となるから危険です。
だから歯垢予防しないと、ワンコの体全体が悪くなっちゃう。

ワンコの増加や高齢化などを背景に、愛犬の歯と口の健康や口臭関連商品への関心が

高まっており、ペットオーナーの約7割が愛犬のお口の健康を気にしています。
ワンコの歯垢 の付着や口臭抑制効果を見てみると、『うちの子想い ペットキッス 山切りガム』

って面白いね!ドライフードよりもドライフード+山切りガムを一緒に食べたいな♪

(ライオンペットプラザ参照 )ペットオーナーは、愛犬のオーラルケアに良いと思う成分として、

「カルシウム」に次いで「ビタミンE」を期待していることが分かりました(ライオン調査)。

歯みがき効果があるガムなどを普段からおやつで与えてくれるのも重要です。
おいしく食べながら愛犬のお口の健康を守る画期的なオーラルケアのLIONのNEW商品

『ペットキッス 山切りガム』と『うちの子想い オーラルケアガム』についてお話していきます。
ワンコの歯をケアライオン商品から2種類のガムを見てみよう!

 

 ★うちの子想い オーラルケアガム

牛革ベースと豚皮ベースに分かれています!ブラッシングカルシウムは、ブラッシング構造により、噛む事で歯垢や歯の汚れを落としやすくします。『ペットキス オーラルケアガム』と『ペットキス 山切りガム』のどちらにも入っています。

★オーラルケアガムのいいところ
●食べているうちにお口の中をキレイにし、口臭などのトラブルを防ぎます。
●牛皮を加工してできた特殊なブラッシング構造により、歯垢や 歯の汚れを除去。
●さわやかな息のためにフラボノイド(りんご抽出成分)配合。
●噛むことで歯垢を除去するブラッシングカルシウム・コーンファイバー配合。
●ビタミンE・ローズマリー配合でお口を健康に。

★うちの子想い ペットキッス 山切りガム

オーラルケアに良いイメージのある成分として期待の高い「ビタミンE」を新たに配合して改良新発売の『うちの子想い ペットキッス 山切りガム』『うちの子想い ペットキッス 山切りガム』は豚皮ベース造りでアレルギーに配慮し、種類は、超小型犬用 ・ 小型犬用 ・ 中型犬用 と発売されます。

★山切りガムのいいところ
●ブラッシングカルシウムに加え、お口イキイキ!ビタミンEを新配合。
●“山切りカット”型で歯の汚れが落ちやすい
 歯にフィットする“山切りカット”型のガムなので、噛むことで歯垢や歯の汚れが落ち、口臭が軽減されます。
●弾力チューイング構造なので、高齢犬でも長く噛める
●表面に“スーパークリアエッジ”(凹凸)を持つ「ブラッシングカルシウム」を配合。

 噛むことで歯の汚れを除去します。

 

 

 

【ペットキッス】

★成分
粗たん白質・・50.0%以上
粗脂肪・・・・・・5.0%以上
粗繊維・・・・・・2.0%以下
粗灰分・・・・・・3.0%以下
水分・・・・・・・12.0%以下

★カロリー
小型犬用・・・1本あたり約20kcal
小型犬用・・・1本あたり約44kcal
中・大型犬用・・・1本あたり約59kcal

【山切りガム】

★成分
粗たん白質・・50.0%以上
粗脂肪・・・・・・3.0%以上
粗繊維・・・・・・2.0%以下
粗灰分・・・・・・7.0%以下
水分・・・・・・・20.0%以下
 (超小型犬用25.0%以下)

★カロリー
超小型犬用・・・1本あたり約14kcal
小型犬用・・・1本あたり約22kcal                       

中型犬用・・・1本あたり約52kcal

 

Lionから売れ筋商品のNEW商品を紹介します!!
ペットオーナーのご要望に応えて「ビタミンE」配合改良新発売!

『うちの子想い ペットキッス 山切りガム』を試してみては?

 


おいしく食べながらワンコのお口の健康を考えた!

Lionから売れ筋商品のNEW商品を紹介します!!

ペットオーナーのご要望に応えて「ビタミンE」配合改良新発売

『うちの子想い ペットキッス 山切りガム』(左)を試してみては?

 

 

ペットの室内飼育の増加や高齢化などを背景に、愛犬の歯と口の健康や口臭関連商品への関心が高まっており、ペットオーナーの約7割が愛犬のお口の健康を気にしています。

また、ペットオーナーは、愛犬のオーラルケアに良いと思う成分として、「カルシウム」に次いで「ビタミンE」を期待していることが分かりました(ライオン調査)。
愛犬用オーラルケアガム『うちの子想い ペットキッス 山切りガム』を2006年に発売して以来、多くのペットオーナーからご高評いただいております(商品右)。

そこでこの度、オーラルケアに良いイメージのある成分として期待の高い「ビタミンE」を新たに配合して改良新発売いたします。

 

◆“山切りカット”型で歯の汚れが落ちやすい
  歯にフィットする“山切りカット”型のガムなので、噛むことで歯垢や歯の汚れが落ち、口臭が軽減されます。◆
弾力チューイング構造なので、高齢犬でも長く噛める

 表面に“スーパークリアエッジ”(凹凸)を持つ「ブラッシングカルシウム」を配合。
 噛むことで歯の汚れを除去します。

 

豚皮ベース造りでアレルギーに配慮し、種類は、超小型犬用 ・ 小型犬用 ・ 中型犬用 と発売されます。


人間界も高齢化していますが、ワンコもそんな時代になっているようですね。歯も大切にしてあげてください。

 


 

 

オシッコで癌を発見!!

Pee Check!」 

「Pee Check!」は尿のみで判定できる愛玩犬向けがん検査サービスです。
「Pee Check!」では「尿」を用いるために、飼い主様がご自宅で検査用試料を採取することができ、大切なペットに採血に伴う痛みを与えることもありません。検査をしたら郵便ポストに入れるだけ・・・と、とっても簡単です。

 

愛玩犬の死亡原因の1位は癌でありますが、仮に癌が見つかった場合にも、すでに進行していて手遅れになるケースがほとんどといわれ、悪性腫瘍の早期発見は容易ではありませんでした。
また、動物病院等で行われる血液検査による癌診断についても、採血のために動物病院への来院が必要であるなど、多忙な飼い主にとっても負担となることから、検査率の低下、癌による死亡率増加につながっていると考えられます。
「Pee Check!」なら飼い主様の負担も少なく、ワンちゃんの命を守ることが出来るんですね。

ドクター伊藤に聞いてみよう!
Q1 絶対に癌かどうか分かりますか?
A1早期の癌を100%見つけられる方法はありません。この「Pee Check!」 で検査をすれば高い確率で早期発見が可能です。

Q2 検査結果で癌である可能性があった場合はどうしたらよいですか?
A2 まずは病院へ行くことをオススメします。
早期発見の場合、治療が有効であることが多いと言われています。

Q3 定期的に検査受けたいのですが、どのくらいの頻度で検査すればよいですか?
A3 わんちゃんは人間の数倍早く歳をとります。少なくとも年2回のペースで検査することをオススメしております。

 

詳しくは、Pee Checkのロゴをクリック!


 

1.FAX用紙またはインターネットより検査の申込を行う。
2.ご自宅に検査キットが届いたら、内容を確認する。
3.愛犬が尿意を感じた頃に、採尿カップを用意し尿が入る位置にカップを構える。(食前の尿採取が好ましい。)

4.スポイトで2回に分けて、4mlのラインまでキャップ付き検体容器に移す。

5.検体容器のキャップを固く閉め、チャック付きナイロン袋に入れる。

6.必要事項を記入した検査検体送付用紙を3のナイロン袋に同封する。
7.返信用封筒に入れ、封を閉じる。(複数検体を送付する場合、1検体ずつ封筒に入れてください。)

8.郵便ポストへ投函する。
9.約1週間後、結果がお手元に届きます。

 

 

 

 


 

 

 

 

 

そろそろ肌寒い季節がやってきますね。寒い冬の日でも暖房器具で家の中はぽかぽか快適。

でもそれってあくまでも人間が基準ですよね?ワンコにとってはどうでしょう?

人と犬とでは暖かさの感じ方が少し違います。ワンコの状態を見て、きちんとケアしてあげましょう。

 

 

低温やけどをしたり、熱中症になる危険があります。

1.わんこがこたつにいる時は、こたつの電源は切りましょう!

2.ホットカーペットにはベットやタオルをしくなどして、直接熱があ

  たらないようにしましょう。

3.電気ストーブは柵で囲って触れない様に!

4.エアコンの室温設定は2023度に設定。

5.暑い時には自分で体温調節できるように、部屋は締め切らず

  に逃げ道を確保してあげましょう。

 

 

 

 

 

 

体が冷えると血行や栄養の吸収が悪くなります。

1.缶詰はレンジで少し温めてあげましょう。

2.高齢犬であれば散歩の時は洋服を着せてあげましょう。

3.急に冷え込んだ場合、外で飼われているわんこには毛布を小屋の中にいれる、

  日当たりの良い場所に移動する、玄関に入れてあげるなどしてケアしてあげましょう。

 

 

 

ワンコレシピでお馴染みの大谷さんからとっておきの寒さ対策術を教えていただきました!ぜひお試し下さい。

こんにちは、大谷です。寒くなってきました!皆さん風邪などひいていませんか?ご自愛ください。

さて、寒い寒いとインドア気味の私と愛犬2匹(天と小珀+ただいま母の愛犬アメリ上京中=計4匹(私入ってます。)と冬をこよなく愛す主人(私たち4匹はついていけないとインドア)とで暮らしております。毎朝の日課、テラスで日向ぼっこモーニングコーヒーもやや減りがちな今日この頃。私たちはストーブの醜い陣地争いが続いています。そこで、私はひらめきました!

1.ぬらしたフェイスタオル(水がたれない程度に絞ったもの)を4匹分用意。

2.1枚づつ手帳サイズにおります。

3.ラップでしっかり包みます。

4.レンジで2分から34分温めます。

5.乾いたタオルで各4つを包むと湯たんぽのようなカイロが出来上がります。

6.各自ご自由に暖をとる。

 

意外に23時間あったかいです。私はお腹周りや腰に当てたりと重宝しております。

皆さん試してみてください。

やけどには十分注意して下さい。

 

 

 

 

 

あったかい冬服の定番ダウンベスト!!

Pink vest coat ハーネス

詳しくはPeikuSelectを見てね♪

 

 

 


 

 

 

 

災害対策 特集

災害の恐ろしいところは、いつ何時どのようにして起こるかわからないところです。
近年日本各地で大きな地震が発生しており、いつ私たちの身に降り注ぐかわかりません。
災害が起こった時、被災するのは人間だけではありません。
私たち家族の一員であるワンコも被災します。
Peiku Adoviceでは、災害に対する対策や備えについてお話をしていきます

 

もしも大地震がおこったら・・

ワンコとの日常生活を思い出しながら、もし大地震がおこったら・・と考えてみましょう。
まずはイメージをしてみることが大切です。
頭の中でイメージできたら、紙などに書き出してみましょう。
そうすることで日頃から気をつけるべき事が、明確に見えてきます

1.ワンコの種類や飼育状況について
◆室内飼いor屋外飼いどちらですか?室内飼いの場合ワンコの生活スペースはどこですか?
◆ワンコの種類は小型犬or中型犬or大型犬どれにあてはまりますか?
ワンコの生活スペースと、家の中の家具の配置や庭の状況などを照らし合わせてみてください。
震災時におけるワンコの危険度がわかります。
室内で飼っている方は、ワンコが倒れた家具の下敷きに・・などの悲劇がおこる前に、
倒れやすい家具を固定するなどした方がよいでしょう。
屋外で飼っている方は、震災の拍子に驚いたワンコが逃げ出すことのないように、
首輪やリードを丈夫なものにしたり、庭の柵の高さや強度を補強しておいた方がよい
でしょう。

 

2.ワンコの性格について
◆基本的なしつけや社会化は出来ていますか?
避難所では人も犬も集団生活となります。
激しく吠えたり、咬んだりするようでは周りの方の迷惑になります。
誰からも愛されるワンコになるように日頃からしつけをしっかりとしておきましょう。


3.飼い主のモラルについて
◆飼い主の義務である犬の登録と狂犬病の予防注射を接種させていますか?
◆一年に一度、混合ワクチンの接種をさせていますか?
地震には関係ないのでは?と思われる方もいると思いますが、そうではありません。
避難所での生活が強いられたとき、大勢の人や他の犬との集団生活となります。
大勢の人や犬が集まる場所では、病気が蔓延しやすくなります。
そのため、予防注射で防げる病気は事前に防いでおくことが大切です。
犬の登録についても、避難所では登録を行っている犬から受け入れを行う
といった地域もあるそうなので、いざというときのためにも登録をしておきましょう。

 

4.住まいの安全性について
自宅がどの程度の地震に耐えることができるのか、倒壊や崩壊の可能性がどれくらいあるのか
を把握しておくことはとても重要です。
住まいの安全性を考えることにより、震災後も自宅でワンコと一緒にいることができるのか
または、避難所での生活を考えなければならないのか目安になります。
少しでも不安があれば、自宅の耐震診断を専門家に依頼し、必要に応じて補強をしておくと
よいでしょう。
災害がおきた時、なるべくワンコと離れ離れにならないで済むようにすることが大切です。

 

地震が起こる、その前に。
家を建てるなら……土地から地盤診断を。
そして家について真面目に技術研究しているハウスメーカーを。
もちろん“ペット共住”のことならPeikuへ。

 

Peiku×サムシング

 

Peiku×ミサワホーム東京
PeikuMagazineコンテンツにある「共住」にアクセスして下さい。

 

いかがでしたか?
いろいろとイメージがわいてきましたか?
するべきことが明確になったら、あとは行動あるのみです。
次にワンコのために用意すべき災害グッズを紹介します。

 


 

いざという時のために準備を!

★食料品
救助隊が活動を開始し、被災地に食料品が届くには、3日はかかると言われています。
食料品は最低でも2日分、お水は多目的に使用できるので多めに準備しておきましょう。
ドライフードよりも水分を含み保存性も良いウエットタイプの缶詰がおすすめです。

 

★ケージ
愛犬を避難所へ連れて行く際、がれきなどで足を怪我させないようにケージ
に入れて移動します。
避難所ではハウスとしても使用できます。

 

★犬用の靴
中型・大型犬はケージに入れての移動が困難ですので、怪我の防止として犬用の靴を
履かせてあげると良いでしょう。

 

★首輪・リード
震災時はワンコもパニックをおこしているので、家から飛び出して行ってしまう可能性があります。
室内犬でも日頃から首輪はつけたままにし、すばやくリードをつけられる状態にしておきましょう。
また首輪には、鑑札・狂犬病予防注射済札・迷子札をつけておきましょう。

 

★常備薬
持病を持っているワンコは、日頃からお薬を多めにストックしておきましょう。

 

★愛犬の写真
迷子になってしまった時、捜索するのに写真があると便利です。

 

阪神・淡路大震災を体験された方が、ワンコとの避難生活の中で、これがあったら便利だったと
お話してくださった物を参考にしました。

 

 

 

あとがき
冒頭でもお話しましたが、災害はいつ何時どのように襲ってくるかわかりません。
自分の身と愛するワンコは自分で守るしかないのです。
災害は忘れた頃にやってくるといいますが、いつ災害がやってきても大丈夫なように、
十分な備えをしておきましょう。「備え有れば憂いなし」です。

 

 


 

 

ペットの保険を見直そう!
もしもの時にそなえて…
安心と充実のペット保険をもっと知ろう!

みなさん、初めまして!ファイナンシャルアドバイザーの竹中健一です。
普段は住宅ローンや火災・生命保険などの相談を受けていますが、ペイクマガジンでは、
ペット保険についてお話させて頂くことになりました。みなさんのお役に立てば幸いです。
 さて前回は、ペット保険会社の種類についての紹介がありましたね。
今回は、ペット保険の保障の種類・タイプからご案内致します。

 

ペット保険のタイプ

定率保障タイプ

 医療費の一定割合を保障をするもので、実際に負担した医療費の50%(割合は保険会社や契約内容によってそれぞれ異なる)など を保障するものです。この場合、医療費の半分を保険でまかない、残り半分を自己負担することになります。人間の健康保険のペット版というイメージですね。

 

実損保障タイプ

実際の医療費を契約で決められた限度額・限度日数の範囲内で全額保障するタイプです。火災保険や自動車保険と同じようなタイプです。所定の金額の範囲であれば、私たちの自己負担はありませんが、保障は無制限ではないので、この点には注意が必要です。
 

 実際、お医者にかかった際のケースは様々なので、どのタイプがいいか一概に言う事は難しいです。ご存知の方も多いと思いますが、動物病院での診療はすべて「自由診療」なので、同じ治療を受けたとしても、病院によってかかる医療費はまちまちです。手術や入院となれば、思わぬ大きな出費となることもあります。私たち人間の場合と同じように、ペットの病気やケガも、いつ降りかかって来るか分りませんよね。そうしたリスクをコントロールする意味で、ペット保険を検討してみてはいかがでしょうか?

 

 

The ペット保険 プリズム

 

 

 

そこで、今回は、実損保障タイプの日本アニマル倶楽部の『プリズム』をご紹介いたします。日本アニマル倶楽部 株式会社は、この程新しくスタートした少額短期保険業者にあたります。従来の共済が中心だった頃と違い、金融庁が監督官庁となり、所定の審査を経て登録となってから、事業を開始できるようになりました。
 では、日本アニマル倶楽部のプリズムは、どんなところがGOOD?についてです。

 

1.実損保障タイプです

先に紹介した通り、一定の額の範囲内で、かかった医療費を全額保障しています。例えば、オレンジプランでは、入院保険金一日あたり1万円で、30日までが1年間の限度です。その範囲内であれば、自己負担はありません。

 

2.保険料があがらない

ペット保険の会社によっては、ペットの年齢とともに、だんだん保険料が上がっていくことがあります。ところが、プリズムの場合は、小型~大型の分類で保険料に違いがありますが、年齢では変わることはありません。これはある程度の年齢を重ねたペットの場合は、通常、保険料が割増になっていることが多いのですが、日本アニマル倶楽部の保険料は、年齢を重ねても一律です。しかし、満期の際は、更新できない場合もありますので、チェックが必要です。

 

3.一日目から給付対象

入院も通院も、一日目から給付対象です。初日は対象外の保険会社もあるようなので、安心ですね。もっとも治療・入院が一日だけな
ど短い場合は、診断書等の費用で逆に損になることも有り得るのでご注意。なお、プリズムなら診断書費用を出してもらえるプランもありますよ。

 

4.ラクラク加入手続き

猫・小中型犬の場合は、9歳以上、大型犬は6歳以上で加入する場合は、動物病院での健康診断が必要ですが、それ以外は告知書(名前・年齢や健康状態などを申告する用紙)と体毛を郵送するだけで、加入手続きが完了します。何頭も加入する場合など、健康診断費用がバカにならないので、これは有難いですね。

 

5.割引制度が充実

小型犬を育てている方は、2頭以上のパパママも多いでしょう。2~3頭の加入で、保険料が3%オフ、同じく4頭以上で5%オフになります。またご家族の中に身体障害者手帳、療育手帳または精神障害者福祉手帳をお持ちの方がいらっしゃる場合、福祉割引の対象となり、保険料を5%割引してもらえます。
 今回、日本アニマル倶楽部・本社にもお邪魔して取材させて頂きました。会社の方針として、あまり広告や宣伝に費用をかけずに、その分ペット愛好家の方々に、良い保険商品を提供したいと考えています、というお話にとても好感を持ちました。
 私個人的には、保険料と保障内容のバランスがいい保険会社だと思います。
 だいたい5歳以上のペットを多頭飼いしている方には、特にお勧めではないでしょうか?

 

 


 

 

お問合せはこちらまで

 

私たち、アセットガーディアンは、生保・損保34社の
商品を扱う保険の総合代理店です。
特定の保険会社に属さず、あくまで中立の立場で、
お客様に最適なアドバイスをお届けしています。
今般、ペット保険の取り扱いも始まりました。
どうぞ、気軽にお問い合わせください。

本店住所:東京都中央区銀座4-10-3 セントラルビル5F
問い合わせ先  電話:03-6226-3000
          E-MAIL:
info@asset-guardian.co.jp
ホームページ http://www.asset-guardian.co.jp

 

 

意外と知らないノミ・マダニ

西麻布ペットクリニック院長

水越 健之 獣医師

 

 

 

 

 

 

西麻布ペットクリニック

東京都港区西麻布4-22-7
西麻布グランディアビル1F
TEL 03-5464-1028
http://www.na-pc.com/

 

 

 

 

暖かさが日ごとに増しお散歩やアウトドアなど

お出掛けをするには最適な季節となりました。
その反面今の時期は、ノミやマダニが活発に活動を

始める時期でもあり、外には危険がいっぱい潜んでいるのです。
しかし、正しい知識を身につけ予防や対策を

しっかりとしていればそれほど恐れる必要のないノミやダニ。
愛犬と快適で楽しい日常生活が送れるよう、

もういちど見直してみましょう。

 

ノミとは?
ノミとは6本脚の昆虫類の仲間で犬や猫に寄生する最も一般的な外部寄生虫です。
春から秋に見られることが多いノミですが、13℃以上の気温があれば活動できるため、

今日では暖房によって暖かく保たれた室内では、冬場でも見られるようになりました。
ノミの生態は、成虫→卵→幼虫→さなぎ→成虫と複雑な成長過程から成り立っており、

それぞれの過程により形態や生活環境が異なるのが特徴です。

このうち犬に寄生し直接的被害を与えるのは成虫のみです。
しかしながら成虫のみを駆除したのでは意味がありません。
成虫は犬の体表で吸血と産卵を繰り返します。
産み落とされた卵は犬の体表から床やカーペット、

畳の中へと住まいを変え成虫へと成長します。
そしてまた新たな宿主に寄生し吸血、産卵を繰り返すのです。
目に見える成虫は全体の5%程度と言われており、

その他95%は成虫予備軍として環境中に存在しています。
このような複雑な生態を持つノミだけに、多くの殺虫剤や駆除剤などが普及している

近年でも完全駆除を行うことが非常に難しいと言われているのです。
ノミの見つけ方ノミの成虫は犬の体表をすばやく動き回るため、

発見するのは困難です。探す時は尻尾の付け根あたりの毛を掻き分けて

ノミの糞である黒い粒を見つけ出しましょう。

これは宿主から吸血した血が固まった物なので、ティッシュの上へ置き水をたらすと

赤色になります。仮にノミの成虫を捕まえた時は、潰さずガムテープなどに

そのままくっつけて捨てましょう。

 

ノミの被害
ノミが寄生することにより直接的または二次的な被害が引き起こされます。犬のみならず人間にも被害が及ぶことがあります。

 

  • ノミアレルギー性皮膚炎
    ノミの唾液にはアレルギーを引き起こすアレルゲンが含まれています。ノミの唾液が体内に入ることにより、激しい痒みや湿疹、脱毛などを伴う皮膚炎に似た症状がみられます。特に背中から腰に発症することが多いと言われています。もともとアレルギー体質だった犬は、寄生するノミの数に限らず発症し、重篤となる傾向があります。
    ノミの被害の中で最も重要な問題です。
  • 精神的ストレス
    ノミに吸血される際の激しい痒みにより皮膚を掻きむしったり、痒みのため休息がとれず睡眠不足となり、過大なストレスの原因となります。
  • 細菌の二次感染による皮膚炎
    ノミに刺された箇所を掻きむしることにより出来た傷から細菌が侵入し、皮膚炎の症状は悪化の一途をたどります。
  • 貧血
    一匹が吸血する量は僅かでも、大量に寄生されると貧血を起こすことがあります。特に子犬や小型犬などは注意が必要です。
    条虫の伝播
    ノミは瓜実条虫(サナダムシ)を媒介します。
    瓜実条虫に寄生されると、慢性的な下痢や削痩などの症状がみられます。
    条虫のみの駆除を行っても、ノミが寄生しているかぎり再感染してしまうので同時に駆除しなければなりません。
    人に感染する恐れのある人畜共通伝染病ですので注意が必要です。
  • 人間への被害
    ノミに人間が刺されると、肌を刺す痛みと、激しい痒みに襲われます。赤い斑点状に膨れ上がり、掻くことで化膿し水ぶくれになります。

 


 


マダニとは?
マダニとは8本脚のくも類の仲間で、犬や猫に寄生する外部寄生虫です。
活動が活発になるのは、気温が15度以上になる

春から秋にかけてだといわれています。

なかには、一年を通してみられる場合もあります。
マダニの成長過程は幼ダニ→若ダニ→成ダニの3段階です。
公園や河川敷、草が生え茂っている場所であれば

どこでもマダニが潜んでいる可能性があります。
マダニには犬が発する熱や振動、二酸化炭素を察知できる

特殊な器官(ハラー器官)が備わっており、

これの働きにより宿主を見つけることができます。
宿主に寄生したマダニは吸血を開始し、

飽血時には未吸血時の100倍もの体重になります

 

 

マダニの見つけ方
マダニは皮膚の薄い場所を好んで吸血しますので、首の周囲、目の周りや耳、肢の指の間、おしり周辺などを念入りに探して下さい。
見つけたときは無理に引っ張ったりせず、ダニの駆虫薬を投与しましょう。すぐに入手できない場合はアルコールを浸したガーゼを当て自然に落ちるのを待ちましょう。
無理に引っ張ると、吸血時にマダニが差し込んだ口器が皮膚に残ってしまい炎症や化膿の原因となりますので注意しましょう。


マダニの被害
マダニの寄生では二次的被害が問題と言われています。

 

病気の媒介
《バベシア症》
バベシアに感染したマダニが、犬を吸血する際に唾液を介して感染が起こります。
バベシア症の病原体であるバベシア原虫は赤血球に寄生し、破壊します。
赤血球は全身へ、酸素を届ける役割をしていますので、赤血球が破壊され貧血になると全身の細胞は酸欠状態となります。そのまま放置すると、低体温、ショック、昏睡となり死亡することもある恐ろしい病気です。
治療は抗生物質や駆虫剤を用いて行いますが、難治性で再発することも多く、完治は難しいといわれています。

《ライム病》
ライム病は人だけでなく、その他哺乳類にも感染する恐れのある人畜共通伝染病(ズーノーシス)です。
人が感染した場合に見られる症状は紅斑、頭痛、発熱、筋肉痛などです。
早期に治療を行えば軽症ですむことが多いですが、放っておくと関節炎や髄膜炎を引き起こし慢性化します。
犬の症状は、発熱やリンパ節の腫れ、関節炎、腎炎などの全身疾患がみられます。

《その他》
Q熱、野兎病、などの病気も媒介します。

貧血
少数の寄生ではあまり見られませんが、一度に多数の寄生を受けた場合には貧血がみられます。

アレルギー
ノミのアレルギーほど重篤ではありませんが、マダニが吸血する際に吐き戻される大量の唾液によりアレルギーを引き起こすことがあります。


ノミ・ダニ 対策&予防

ノミやダニは被害が出てから慌てて対策を練るよりも、事前に予防をするほうがはるかに楽だと思います。

近年では優れた予防薬がたくさんありますので、かかりつけの獣医師に相談し、愛犬や環境に適したものを選びましょう。

  • 錠剤
    ノミの卵・幼虫の発育を阻害するタイプや成虫のみを予防&駆除するタイプ、フィラリア予防と混合になっているものまで種類は豊富です。
    経口投与に抵抗がない犬におすすめです。
    投与後に吐き出してしまう犬もいるので注意が必要です。
  • スポットタイプ
    ノミに対しては成虫だけを予防&駆除するタイプと卵・幼虫の発育阻害と成虫の予防&駆除を同時にできるタイプがあり、後者のほうがより効果的です。
  • スプレータイプ
    ノミ(成虫の予防&駆除)とマダニの予防&駆除ができます。全身に直接スプレーをするだけ!
    即効性と安全性、持続性に優れています。
    投与前後2日間はシャンプーをしてはいけません。   
    動物病院で売られている予防薬と類似した製品が、量販店などで売られていますが、成分も持続効果も異なるので注意しましょう。

ペイクおすすめはスポットタイプ

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写真提供  西麻布ペットクリニック

 

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安心と充実のペット保険をもっと知ろう!

ペットの高齢化が進み、人と同じ様に白内障や痴呆、ガンなどの病気にかかるペットが増え、

治療が長期にわたるケースが増えてきています。しかし、ペットの医療費には基準がなく、人間のような医療保険制度もないため、

ペットの医療費が高額になってしまうケースが多々あります。
ペット保険の必要性を感じていながらも、実際に加入している割合はごくわずかな現状…。

「どのペット保険が良いのか、よく分からない…」「どんな補償があるの?」そんな声にお応えして、Peikuが毎回、様々なペット保険の特徴をご紹介。ペット保険選びのお手伝いを始めました。
 
 

 ペット保険とは、動物病院などで医療サービスを受けた時に人間の健康保険や医療救済のように、飼主の支払う費用が一部割引されたり、後日一部費用が戻ってくる事で飼主の負担を軽くしてくれます。

ペット保険会社それぞれの種類と違いを参考に、あなたにあったペット保険会社を探してみましょう。

ペットの高齢化が進み、人と同じ様に白内障や痴呆、ガンなどの病気にかかるペットが増え、治療が長期にわたるケースが増えてきています。しかし、ペットの医療費には基準がなく、人間のような医療保険制度もないため、ペットの医療費が高額になってしまうケースが多々あります。


 ペット保険の必要性を感じていながらも、実際に加入している割合はごくわずかな現状…。「どのペット保険が良いのか、よく分からない…」「どんな補償があるの?」そんな声にお応えして、Peikuが毎回、様々なペット保険の特徴をご紹介。
 ペット保険選びのお手伝いを始めました。
 
 ペット保険とは、動物病院などで医療サービスを受けた時に人間の健康保険や医療救済のように、飼主の支払う費用が一部割引されたり、後日一部費用が戻ってくる事で飼主の負担を軽くしてくれます。

 ペット保険会社それぞれの種類と違いを参考に、あなたにあったペット保険会社を探してみましょう。

 

損害保険会社
 金融庁の認可を受けて運営しています。
 支払限度額が高く、長期間の補償をしてくれます。

少額短期保険会社
 損害保険会社と同様、金融庁の認可を受けて運営しています。
 短期の保険期間で、少額の保険金額です。

共済会社
 特定の団体構成員の相互扶助を目的に運営され、その会員になる事で補償を受けることが出来ます。
 現在、多くの方が加入しているのが、この共済にあたります。

 保険業法の改正(平成  年4月)を受け、従来の共済方式から「保険会社(免許制)」「少額短期保険業者(登録制)」

 「合併・廃業」のいずれかの選択を迫られました。
 その中で、少額短期保険会社は新たに出てきた分野で、ペット保険では5社しかありません。

 

今回は、少額短期保険会社5社の内の1社であるペットメディカルサポート株式会社のPS保険をご紹介します。

 今回ご紹介するペット保険は…PS保険 <ペットメディカルサポート株式会社>

 

 

PS保険の2つのプラン

●50%補償プラン

できるだけ保険料は抑えたい。
飼主様が負担した、ケガや病気の診療費の
50%をお支払いします。

●100%補償プラン

補償をお求めの方にオススメ。この子のケガ・病気にしっかりそなえたい…
飼主様が負担した、ケガや病気の診療費の100%をお支払いします。補償を充実させるか、保険料を安くするか…迷いそう…。


少額短期保険会社
ペットメディカルサポート株式会社
登録番号:関東財務局長(少額短期保険)第24号
〒150-0011 東京都渋谷区東1-4-23
資料請求はこちらから
0120-12-1856
受付時間:平日9:30~17:30(土・日・祝日はお休み)
http://pshoken.co.jp

 


 

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